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広島中央公園・新サッカースタジアム横の商業施設名称が「HiroPa(ヒロパ)」に決定。2024年8月開業予定

都市計画・再開発(地域情報)/広島/中国・四国 ニュース

2023/09/21 配信

広島中央公園 新スタジアム東側広場の商業施設イメージ図
NTT都市開発が公開している広島中央公園内にできる新スタジアム東側広場のイメージ図。右側に描かれているのがサンフレッチェ広島の新スタジアムで、左側に描かれているのが商業施設だ。

※引用:NTT都市開発

2024年8月に供用開始の予定

NTTグループのデベロッパーであるNTT都市開発は、広島駅の西にある広島中央公園について、広場エリアの施設整備に着手し、広場エリアに新設する商業施設の名称を「HiroPa(ヒロパ)」に決定したことを発表した。

なお、正確にはNTT都市開発が代表法人となる事業者の「ACTIVE COMMUNITY PARK」が整備・開発に当たることになる。

ACTIVE COMMUNITY PARKを形成するのは、NTT都市開発のほかに家電量販店のエディオン・広島電鉄・中国新聞社など。

ちなみに、エディオンは広島を本拠地とするJリーグのクラブチーム、サンフレッチェ広島のスポンサーだ。

2023年時点でサンフレッチェ広島は「エディオンスタジアム広島」を本拠地としている。

しかし、2024年に開幕するシーズンからは、広島中央公園の敷地内に建設される「エディオンピースウイング広島」をホームスタジアムとする予定だ。

エディオンピースウイング広島の両脇にある広場エリアが、ACTIVE COMMUNITY PARKの整備・管理運営事業対象となる。

広島中央公園新スタジアム西側広場の周辺イメージ図
新スタジアム西側広場の周辺イメージ図。イメージ図の右側に描かれているのがスタジアムで、左側の川は旧太田川。奥に描かれている建物は市営アパートだ。

※引用:NTT都市開発

スタジアムの東側に設けられる商業施設は6棟に分かれており、カフェ・レストラン・スポーツショップ・広島県内の特産品物販所などが入る見通し。

広島中央公園 整備エリア概要
新スタジアムを中心として、スタジアムの東西に広場と商業施設が整備される。

※引用:NTT都市開発

スタジアム西側の商業施設には、レストランやアウトドア用品等の貸し出し店舗が入る。

各整備施設の供用開始は2024年8月になる予定。Jリーグは例年2月に開幕しているため、2月から夏にかけて公園内の各施設に人が入る見通しだ。

整備・管理運営事業者のACTIVE COMMUNITY PARKが提案した資料によると、年間200万人以上の来場者獲得が目標とされている。

広島中央公園の内外では他にも開発・整備事業が進む

広島中央公園の中では、スタジアム周りの開発に加えて、他にも商業施設が整備された。

スタジアムの南側では、HIROSHIMA GATE PARKという、イベント広場と商業施設からなる複合施設が今年の3月末に開業している。

NEW HIROSHIMA GATEPARK
公園内の商業施設だけあって、大きな箱モノが建つというよりは、広場空間の大きさを意識したような配置になっていると言えるだろう。

※引用:NTT都市開発

さらに、広島中央公園の東側に隣接する広島城では「三の丸整備等事業」が進んでおり、第1期が2025年3月・第2期が2026年9月に開業する予定だ。

もともと、公園の敷地内には県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)や広島中央図書館などの施設も設置されている。

特に体育館では、バレーボールやバスケットボールの国際大会など、国内外から集客できるイベントが多数開催されてきた。

そういった背景もあってか、ACTIVE COMMUNITY PARKは海外からのインバウンド観光客も来園者のターゲットに含めている。

広島中央公園は広島駅から車で5~6分程度の距離にあり、アーケード商店街がある紙屋町なども近い。

近年、広島駅でも駅ビルの建て替え工事が進むなど、広島駅周辺では明るいニュースが多くなっている。

各施設の相乗効果によって、広島で大きな賑わいが創出されることを期待したいところだ。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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