こんにちは、ふんどし王子です!
花粉の季節となり、目の痒さとテッシュケースが友達です。子どもが蕁麻疹の時に出された薬(オロパタジン)が余っていたので服用すると症状が軽くなりました。
薬って凄いですね。今後はしっかり医者に行って処方してもらおうと思います(笑)
■サラリーマン収入は50%マネー
さて、新NISAがスタートして日経平均株価は34年ぶりに過去最高を記録、ビットコインは1,000万円を超える最高値、上場企業の賃上回答も満額など、景気の良いニュースが世間を賑わせています。
しかし、景気の良さを感じていないという人も世の中には多いのではないでしょうか。少なくとも、ワタクシが工場で働いていた13年間は、額面の給料が上がっても豊かになった気はしませんでした。
給料が増えると社会保険料や税金があがりますし、仕事も面白くありませんでした。「明日は今日よりよくなる」とか、「給料を全部使ってもまた稼げばよい!」などという気持ちには全然なれなかったです。
そんな中で自分の幸せ感が増したのは、リーマンショックの時に労働時間が激減した時でした。ただ、幸福度は上がりましたが、給料は2/3になりました(笑)。つまり、お金だけでなく、自由な時間が増えることで幸福度は上がる気がします。
「最近の若い人は、がむしゃらに働かない」と文句を言うおじさんを見かけますが、ワタクシはそんな人に対して、「彼らはモーレツ時代の親たちの働き方を反面教師にしたのだ」という説を唱えています。(父親がいつもピリピリしていた悲しさなど)
ちなみにワタクシが工業高校を卒業して就職した時の初任給は16万円でした。そこからなんだかんだ引かれて手取りは13万円程度と記憶しています。昇給で1万円増えましたが、2年目から地方税が発生し、トータルではトントンかマイナスでした。
そこから、夜勤や残業などをして手取り20万円ほどになりました。2年目からは額面通りのボーナスが支給され、その時は豊かになれた感じがしましたが、それ以降はあまり変化を感じなくなりました。
稼いでも税金や社会保険料が引かれますし、残業代などの変動が大きくなったためです。これが「金持ち父さん」に書いてあった「サラリーマン収入は50%マネー」ということか、と思いました。
現在の日本の国民負担率は50%近くなっているというので、金持ち父さんの言ったことは正しいですね。
それでも、実家から通っていたので3年で300万円は簡単に貯まりました。パチンコなどの無駄遣いもしていましたが、「カッコイイ車に乗る」ことだけは封印していました。
しかし、せっかく貯めたお金も、23歳の時に株やFXで溶かしてしまいました。紙の投資の難しさを感じていた時に、加藤ひろゆきさんや吉川英一さんの本に出会い、不動産投資家を志すことにしました。
当時は工場のラインで働きながら、このままやりがいのない仕事を続けて良いのか?と感じていました。かといって、仕事を辞めて他に良い道があるとも限りません。そんなわけで悶々とする日々を過ごしていました。
不動産投資を始めると、自分で収入を増やせることに喜びを感じました!(笑)不動産収入と給与所得の損益通算など、税金の額が変動することにも衝撃を受け、どんどんハマって行きました。暗闇の中に一筋の光が見えた気持ちでした。
振り返れば無駄な動きもありましたし、あの物件は無理をしてでも買っておくべき物件だったというような反省もあります。しかし、そういうことも含めて良い経験になりました。実際、「負けなければ勝ち」のマーケットで今も生き残れています。
■給与所得が高いうちに賃貸経営を始めておく
コロナ禍が明けて、海外からの旅行者が増えています。人手不足などで賃金の上昇などがある現在は、手元資金を増やすチャンスです。しかし、景気の波というのは安定しないものです。
ワタクシが前に勤めていた会社も入社してしばらくは海外輸出向けが好調で、残業代つきの給料とボーナスが当たり前に入ってくる状況でした。しかし、リーマンショックなどがあり収入は激減しました。
その頃には既に家賃収入があり、キャッシュフローで15万円くらい入ってきていたので経済的にも精神的にも余裕をもって過ごすことが出来ました。一方、そうでない同僚たちは参っていました。
今更感のある話かもしれませんが、改めて、給与所得が高い時の“源泉徴収”という武器をフルに使って賃貸経営をスタートさせておくことをオススメいたします。
結婚した当初は夫婦共働きでお金に困らない生活ができていても、子供が生まれて育児休暇を取ったり時短で働いたりすることになれば、支出は増えるのに収入が減ることになります。転勤などで片働きになることもありえます。
多くの会社員が、給料以外の収入を増やす方法を考えもせず、不安と不満だけを募らせています。ワタクシも不動産投資に出会っていなければ、今事、「政治が悪い」「会社が悪い」とイライラしていたかもしれません。
現在の日本では30年ぶりにインフレが進んでいます。自動販売機のコーヒーは数十円値上がりしました。それだけでなく、生鮮食料品や光熱費、住宅ローンの金利なども上がりました。
これを言うと嫌な気持ちになる人もいるかもしれませんが、自分が不動産投資に出会ってない世界線で考えると、「みんなどうやって生活しているだろう」と思います。質素倹約を心がけても、ぎりぎりの生活だったと思います。
■富めるものがさらに富み、貧しい人はさらに奪われる世界
今後、投資をする人としない人の貧富の差は開いていく一方でしょう。富の総量が増える一方で、富めるものがさらに富み、貧しい人はさらに奪われる世界です。投資を始めた当初から思っていましたがさらに顕著になってきたと感じています。
国は「貯蓄から投資へ」の方針を進めています。ただ貯金をしていてもどんどん目減りしていきます。インフレに負けない投資利回りを確保できて、ようやく現状維持です。快適で豊かな生活を目指すにはさらに頑張らないといけません。
工場で働きながら貯金をして、不動産投資を始めた当時の自分を客観的な目線で振り返ってみると、なかなか頑張っていたなと思います。(現状の生活から考えるととんでもなく行動していましたw)
しかも、苦しかった記憶はありません。「オレは今、頑張っている」というような感覚もなく、楽しみながら目標に向かって進んでいました。
不動産投資では、5年~10年くらい正しい努力を続ければ、ある程度の家賃収入が安定的に入ってくる仕組みを築けます。そうすると、その後の人生が楽になります。ワタクシの周りにもそういう人は沢山います。
昔、投資家の知り合いから「ふんどしくん、不動産投資を勧める発信をするのは良いけど、覚悟のない人まで巻き込んではいけないよ」と言われたことがあります。
最初は意味が分かりませんでした。なぜなら、みんな不動産投資をしたら良いと本気で思っていたし、誰だって豊かになるためならがんばれるはずと信じていたからです。しかし、実際はそうでもないようです。
そして、がんばる気がない人がおいしいところだけを見て不動産投資を始めようとすると、騙されます。だから、情熱のない人に安易に勧めるのは危険だなと今は思います。
逆に言うと、情熱のある人なら、今からでも豊かになれるのが不動産投資だと思います。インフレ時代、不動産の価格は上がっていますが、収入も増やしやすくなるはずです。チャンスを見つけて、行動していきましょう。
それでは次回、またお会いしましょう!