先日、富山の極東船長セミナーに参加しました。最初にお会いした時に船長は、「 天野さんに触発されて、新規事業であるホテル・宿泊事業に参入して大きな損害をだすことになったよ 」というお話をされたので、その時は冗談かなと思いました。
しかし、セミナー中、「 損害を取り返すためにやってやろうという気持ちになり、ホテル・宿泊事業を清算しつつ、大型の新築RC建築や新規案件を並行して取り組むことで、不動産事業を100億円規模に成長させた 」という話をされており、これが本当だったと驚きました。

「 もし、今回のホテル・宿泊事業の失敗がなければ、不動産事業(資産)規模で50億円〜60億円くらいで落ち着いていたかもしれない 」と船長が失敗をプラスに捉えて話すのを聞いて、私も後輩として負けていられないという気持ちになりました。
通常なら新規事業で約3億円もの痛手を負わせるきっかけをつくったのですから一生恨まれるところ、笑い話にしてしまう船長の経営手腕と懐の深さに感動しました。
船長は「 そんなこと言うなよ 」と言うでしょうが、今は、ただ、ただ、船長の懐の深さに甘えて、大損害の道へ導...
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