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230万円ビルの近くに駐車場を購入。成功して目標をなくしてしまったら。創業記念日の過ごし方。

広田健太郎さん_画像 広田健太郎さん 第90話

2019/12/11 掲載

20年前の今日、12月11日に僕はレコードショップを起業しました。業者さんに内装を任せるお金がなかったので自分で壁にペンキを塗り、レコードを収納するための大量の白いカラーボックスを組み立てました。

今は自分の人生をDIYするのに忙しく、物件のDIYはしていませんが、初めてのお店はDIYで自分で作ったのです。

打ち込むビスの一本一本に、「 俺は必ず成功する 」と魂を込めました。そうやって組み立てたカラーボックスは古くなって汚れていますが、見るたびにハングリーな気持ちを思い出すので今も使っています。

不動産投資で少しお金に余裕ができたことでハングリーさがなくなり、何をして良いか分からなくなって人生を持て余したり、無為に過ごしてしまう人が多いと聞きます。

しかし、志半ばにして病に倒れた偉人たちがそれを知ったらどう思うでしょうか。例えば、スティーブ・ジョブスはこう言っています。


「 stay hungry, stay foolish 」


我々よりもはるかに稼いでいたスティーブ・ジョブスが「 いつまでもハングリーであれ 」と言っていたのに、我々が小さな成功にいつまでも浸っていて良いはずがありません。

自分はスティーブ・ジョブスではないし、そこを目指そうとは思っていないと思われる方もいるかもしれませんが、誰でもこの世の中に生まれてきた役割があるはずです。

2020年になる前にぬるま湯から飛び出し、「 自分の役割とは何だろう 」と自分の人生をもう一度問い、2010年代を最高の形で終えたいものです。



■ 自分の中のハングリーを思い出すための僕の方法

話は変わりますが、高崎市に「 山田かまち美術館 」という小さな美術館があります。17歳で亡くなった画家の山田かまちさんは僕の高校の先輩でもあります。

かまちさんは元BOOWYの氷室京介さんの同級生であり、氷室さんにもその才能を認められていたと聞き、僕は2010年の今日、その非凡さから何かを学べないかと美術館を初めて訪れました。

美術館の入口前の「 激しく生きろ 」というかまちさんの言葉に美術館に入る前から涙が溢れてきました。当時の自分は激しく生きることを放棄していたからです。

地元の偉大な先輩から何かのキッカケをもらえればと、ワラをもつかむ思いで訪ねた場所でした。そして帰り道、僕の心は「 やってやるぞ 」という気持ちで満たされていました。

創業記念日は建国記念日や独立記念日のような特別な日です。それまではシンガポールやアメリカで過ごすことが多かったのですが、それから3年間は続けて山田かまち美術館を訪れました。

不動産投資をしていると、どうしてもお金だけのことを考えてしまいがちです。もちろん戦いの最中は余計なことは考えずに、勝つことだけを考えていなければ、いけません。

ラグビーワールドカップのとき、リーチ・マイケル主将が、スコットランド戦を前に「 優しい気持ちは必要ない。ティア1( 伝統強豪 )には鬼にならないと勝てない 」と言っていました。不動産投資だって同じです。

自分の中の「 飢え 」を確認しながらも、「 豊かさ 」をたゆたえることも忘れてはいけない。戦いが終わったら、常に自分の中のバランスを確認することが大切です。

12月11日は「 どこにも属さない、誰にも似たくない 」と決めた僕の独立記念日であり、初心に戻る日です。「 自分はまだハングリーか 」と振り返りながら、明日からまた21年目のシーズンをスタートしたいと思います。



■ 230万円ビルから10メートル離れた駐車場を購入

さて、前回のコラムで書いた230万円のビルから10メートルほど離れた15坪ほどの土地を、285万円で購入することになりました。

この物件で今年10物件目の購入です。駐車場として利回り10%以上ですぐに貸せる見込みです。

僕は限られたエリア内でレバレッジを極限まで効かせる買い方をしています。転売目的で儲かるならどこでも何でもいいと物件を購入するわけではない中でこれだけ買えたのは自信になりました。

これも、物件を買えなかった空白の5年半があったからだと思います。振り返ると最初の物件を父の紹介で買ってから、2棟目の物件を買えるようになるまで、良かったことなどなかったような気がします。

そんな不遇の時代を経験したことで、人やお金、時間の大切さが分かりましたし、人生を深く考えることが出来るようになりました。

投資についても、古今東西の大投資家と呼ばれる人たちの人生から、お金の使い方や投資についての考え方を学びました。今があるのは、そういう修行時代があったからです。



もちろん、今も修行時代は続いていて、寝る時にはオーディオセミナーなどの色々な音源を聴くことにしています。以前、テレビで松本人志さんが「 いつも寝る前に落語を聴いている 」と言っていて、やはり本物はいつまでもハングリーなんだなと思いました。

僕の物件が近くに集まっている話をすると、「 いいなあ 」と言う人がいますが、誰でにもできることです。必ず実現すると強い意志を持ち、戦略を立て研究をして時間をかけて1つ1つ買い増していくのみです。

逆に言うと、その時に買えるどうでもいい物件を流されるように買っていたら、いつまでも自分のエリアは完成できません。

コラム第20話で書きましたが、以前、黄金ガールさんが言ってくれたように「 自分では仕事とは思っていない 」レベルでそれができるようになってきた頃には、所有できていると思います。

それまでは我慢、没頭没入。僕が5年半も買えなかったことを思えば1年や2年物件を買えないことなど何でもないはずです。その時がくれば、我慢の時間も物件数も全部取り返せるのです。



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プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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