前回に引き続き、富山の天才投資家ポールさんと、東京23区内で新築RCマンションを建てている鉄筋たてたろうさんにお話を伺います。新築物件の保有期間や売却についての考え方、人を雇って働く上で意識していること、情報発信を続ける意味など、今回も盛りだくさんな内容です。


■ 利回り7%で新築したものが5%で売れていく
ポールさん
たてたろう先生は、物件の売却に関してはどんな方針を持っていますか? 何年後に利回り何%で売るといった目安はありますか?
鉄筋たてたろうさん
現状としては、二等立地に7%台で建てたものを5.5%くらいで売る想定でいます。持っている間も賃料はそこまで下がらないので、2%弱の差分は大きいです。元々2億円の物件なら数千万円の利益が出ます。
所有期間中も7%超の利回りなら余裕でキャッシュフローが出ます。僕の場合、融資は期間30〜35年、金利1%台、返済比率は6〜7割になることが多いです。返済比率はやや高いかもしれませんが、空室はそうそう出ないので、安定的に運営できています。
ポールさん
よく、新築RCだと1億円借りて手残りが2%といいますが、東京でもそのくらいですか?
鉄筋たてたろうさん
そうです...
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