公益財団法人日本賃貸住宅管理協会は、令和6年度賃貸不動産経営管理士試験に向けた「賃貸不動産経営管理士5問免除講習」(以下:5問免除講習)の受講申込みを4月25日(木)より開始する。
賃貸不動産経営管理士は、令和3年6月に国家資格になった。国家資格化後、合格率は20%台で推移しており、令和5年度試験の合格率は27.9%で、さらなる難化が予想される。
5問免除講習は、「賃貸不動産経営管理士」資格の取得に向け、賃貸住宅管理業務に必要な専門知識を学習する講習で、講習の修了者には本試験50問から5問が免除される。昨年は試験合格者の約5割が受講しており、一般受験者と比べ、合格率は6.9%アップしている。
講習の内容は、各専門分野の講師による講義で、1日(6.5時間)で試験範囲を網羅できる構成となっており、効率的に幅広い試験範囲を一通り学ぶことができる。昨年は4,954名が同協会の講習を受講しており、合格への大きな後押しとなっている。
同協会は、この講習を令和6年7月から全国21地域33会場で開催。まずは、同協会のホームページで開催日を確認のうえ、試験を受験される方は、必ず受講を。
【5問免除講習概要】――――――――――――――–
1. 申込開始:4月25日(木)~
2. 申込方法:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会ホームページより受付
3. 講習期間:7月24日(水)~9月18日(水)
4. 講習場所:全国21地域33会場
5. 講習形式:1日(6.5時間)のスクーリング講習
6. 受 講 料:18,150円(税込)
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〇賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律において、賃貸住宅管理業務を行ううえで設置が義務付けられている「業務管理者」の要件とされた国家資格。
賃貸住宅管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家としてその能力を発揮し、賃貸不動産の管理を適切に行うことを通じて、賃貸不動産所有者の資産の有効活用、不動産に居住し利用する賃借人等の安全・安心を確保するといった非常に重要な役割を担っている。
健美家編集部