不動産投資の鉄板と言えば、区分や一棟の賃貸物件。あるいは店舗、他にも駐車場、倉庫など、レアな対象も。賃貸経営の経験、立地や土地のサイズ、周辺のニーズなど、様々な要素と照らし合わせて決めているだろうが、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)は、新たな需要の掘り起こしに影響している模様。それが、ビジネスパーソン向けの「サテライトオフィス」だ。賃貸オーナーにとって、保有不動産を有効に使うヒントになるだろう。

新型コロナの影響で
在宅ワークを実施する企業が増加
新型コロナの感染拡大防止を目的に、政府や自治体から不要不急の外出の自粛が要請されたのは、ご存じの通り。これに伴い、大手企業を中心にテレワーク・在宅勤務にシフトする動きが見られた。
経団連の実態調査(4月14~17日にかけて実施)によると、全会員企業1470社のうち97.8%がテレワーク・在宅勤務を実施したと答えている。前回調査(2月28~3月4日)における同割合は68.6%だったので、緊急事態宣言の発令や感染
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