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下着大手ワコール、京町家を活用した宿泊施設運営、5年後に50施設目標

不動産投資全般/不動産 ニュース

2017/06/21 配信

京都市中心部では、相変わらず、旅館業開業ラッシュが続いている。その勢いは1~2年前に分譲マンションが相次いで販売された時の比ではない。

JR京都駅周辺や、阪急大宮駅~河原町駅、京阪祇園四条駅~三条駅といったあたりでは、ワンブロック毎に宿泊施設が数件と「お知らせ看板(「旅館業施設の計画の概要」が書かれた標識。旅館業取得前に敷地内に設置しなければならない。)」が複数枚設置されているような状況である。

町家
統計ではかなり減少したとされるが、街を歩いてみると所々で町家を見かける

そんな状況下、京都に本社を置く、女性下着大手のワコールが、京町屋・古民家を活用した宿泊施設の運営事業に参入すると発表した。

施設の意匠・デザイン・各種サービスなどのディレクション業務は東京・青山で複合文化施設スパイラルを運営するグループ会社が連携して行う。

当初は宿泊施設運営を中心に2018年4月に2~3店舗の開業、その後物販・サービスへと事業を広げ、5年後には京都市内で約50施設前後にまで増やし売上高10億円を目指す。その後は京都府下や他府県での展開も視野に入れている。

事業の流れを簡単にまとめると以下の通り。
1、定期建物賃貸借契約

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