古い建物を取り壊して新築するとなった場合、たいていは庭も一緒に潰されてしまうことが多い。だが、家族が丹精を込めて手入れしてきた庭であれば、それを残すこと、借景とすることで新しい建物の価値とできないか。そんな取組をした大田区西馬込の新築物件を見学してきた。
テニスコートに隣接、屋敷庭を備えた土地に新築

大田区西馬込の高台、テニスコートに隣接した土地にその新築物件は建っていた。既存の塀、門構えはそのまま、庭もそのまま。新しくなっているのは中の建物だけ。
しかも、3階建ての建物からは木調の縦格子を使った、それぞれに異なる形をしたバルコニーがあちこち違う方向に突き出ている。塀、門と建物の新旧のバランス、建物の面白さからだろう、道行く人は不思議そうに建物に目をやり、何人かは立ち止まる。

それがオンデザインが設計、管理に携わったテニスクラブのクラブハウス、カフェ、賃貸住宅からなる複合施設・+GARDEN(プラスガーデン)だ。
クラブハウスの建替えに端を発し、庭との間にあったオーナーが生まれ育った
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