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改修工事中の「神戸ポートタワー」運営事業者にフェリシモなど3社が決定! 2024年Open予定

都市計画・再開発(地域情報)/神戸・京都/関西 ニュース

2023/06/21 配信

神戸ポートタワーの改修工事に伴い、新たに設置される屋上フロア。この屋上フロアを含め、展望施設の運営は株式会社フェリシモが担当する(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)
神戸ポートタワーの改修工事に伴い、新たに設置される屋上フロアのイメージ。この屋上フロアを含め、展望施設の運営は株式会社フェリシモが担当する(出典:神戸市)

「神戸ポートタワー」の運営事業者は
神戸に本拠を置く3社に決定

株式会社神戸ウォーターフロント開発機構は2023年4月18日付けのニュースリリースで、現在改修工事中の「神戸ポートタワー」の運営事業者を公表。

「“神戸らしさ”を感じるコンテンツ」「空間デザイン」「人を惹きつける、新しく変化のある仕掛けづくり」などの観点で最も優れていた事業者として、株式会社フェリシモ、株式会社クレ・ドゥ・レーブ、熾リ(いこり)株式会社と、神戸を拠点とする3社に決定した。

1963年の開業以降、ウォーターフロントエリアのランドマークとして親しまれる神戸ポートタワーは、2021年10月より耐震補強工事に着手。今回の工事で、屋内最上層の展望層5階の上部には屋上フロアも新設される。

なお、リニューアルオープンは神戸ポートタワーが60周年を迎える2024年春を予定している。

展望施設を運営するフェリシモの
コンセプトは「brilliance-赫(かがや)き」

生活雑貨通信販売大手の株式会社フェリシモは、新たに設置される屋上フロアをはじめ、展望層の5フロア、低層1階のエントランスエリア、低層2~3階の共有フロアを運営。そのコンセプトは「brilliance-赫(かがや)き」だ。

神戸のまちを眺めながら飲食ができるメリーゴーラウンドカフェ&バーのイメージ画像(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)
神戸のまちを眺めながら飲食ができるメリーゴーラウンドカフェ&バーのイメージ(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)

展望層5フロアへ続く1階エントランスなどの低層部は、新しい神戸ポートタワー体験を予感させる演出が楽しめる空間構成を計画。展望層3階には、国内でも貴重な「回転フロア」を活用し、デザイン都市・神戸を眺めながら飲食ができるメリーゴーラウンドカフェ&バーを設置する。

光をテーマとした作品を展示する「Brilliance Museum-光のミュージアム」のイメージ画像(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)
光をテーマとした作品を展示する「Brilliance Museum-光のミュージアム」のイメージ(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)

そして展望層5階には、神戸ポートタワーの“赫き”を表現した「Brilliance Museum-光のミュージアム」をオープン。光をテーマとした作品を展示する。

神戸ポートタワーの周辺用地では、タワーを訪れる人々のワクワク感を高めるゾーンとしてバリエーション豊かなイベントを計画している。

そのほか、今回未発表のプロジェクトも始動しており、オープンまでに新情報を発信する予定。これまでになかったコンテンツを用意して楽しい空間を生み出し、年間を通じて神戸ポートタワーのさまざまな表情が楽しめるプランを次々に展開していく。

低層部では地元の産業、食材を活かした
飲食・物販のテナントを運営

株式会社クレ・ドゥ・レーブが3・4階で運営するカフェ・レストラン&バーのイメージ画像(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)
株式会社クレ・ドゥ・レーブが3・4階で運営するカフェ・レストラン&バーのイメージ(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)

3・4階の低層テナント運営は、レストランやウェディングなどを展開する株式会社クレ・ドゥ・レーブに決定。神戸市、兵庫県産のフルーツをメインに使ったスイーツやドリンク、どこか懐かしさを感じさせるようなフードメニューを軸としたカフェ・レストラン&バーを展開する予定だ。

熾リ株式会社が2階で運営する物販店のイメージ画像(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)
熾リ株式会社が2階で運営する物販店のイメージ(出典:株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)

2階の物販店は、地場産業の商品開発やプロデュース業などを展開する熾リ株式会社が運営。神戸の地場産品・工芸品・食品・ファッションなどをバックボーンにコラボレーションやワークショップなどを行うほか、新長田で創業50年を迎える「神戸ザックIMOCK」のザックやバッグ、雑貨を販売する。

衣・食・住だけにとどまらず、五感を通じて神戸を体験できる場にリニューアルされる神戸ポートタワー。今後も進化を続けるさまざまな企画・計画から目が離せない。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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