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大阪府茨木市北部に整備中の「ダムパークいばきた」が2024年春にオープン予定。「いばきた」エリアの活性化の起爆剤となるか!?

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/02/25 配信

安威川ダム周辺の公園の名称は、2022年12月、市民投票の結果と関係者の意見により「ダムパークいばきた」に決定。工事は2023年度より本格的に進められる予定だ(出典:茨木市)
安威川ダム周辺の公園の名称は、2022年12月、市民投票の結果と関係者の意見により「ダムパークいばきた」に決定。工事は2023年度より本格的に進められる予定だ(出典:茨木市)

安威川ダム周辺の公園名称は
「ダムパークいばきた」に決定

大阪府茨木市は2022年12月、2024年春にオープン予定の安威川ダム周辺で整備を進めている公園の名称を、「ダムパークいばきた」に決定したと発表した。

公園の名称は、市民投票の結果と関係者の意見により決定。「わかりやすさ」や「呼びやすさ」はもちろん、「いばきた」というフレーズの支持も高く、「山とまちをつなぐハブ拠点」として茨木市をPRするためにふさわしいことから、採用に至った。

茨木市を南北に流れる安威川のダムは、全国でも稀に見る都市型ダム。周辺の豊かな自然環境と合わせ、ダム建設によって生まれる湖を活かした観光レクリエーションの拠点として、市民に親しまれるダムの実現を画策。その一環として、ダム湖に隣接する公園「ダムパークいばきた」の整備を2023年度より本格的に進めていくという。

安威川ダム、公園予定地の地図と拡大図(出典:茨木市)
安威川ダム、公園予定地の地図と拡大図(出典:茨木市)

安威川ダムの場所は、茨木市の北部地域。市街地から国道171号を超え、車で20分程度府道茨木亀岡線を北上していくと、大門寺トンネルの手前で安威川ダムの堤体が登場し、「ダムパークいばきた」はそこからトンネルを抜けた少し先の右側に開設予定。市街地から比較的アクセスしやすいスポットにある。

「ダムパークいばきた」が
構成する5つのエリアとは

「ダムパークいばきた」の5つのエリアを示した全体構成(出典:茨木市)
「ダムパークいばきた」の5つのエリアを示した全体構成(出典:茨木市)

「ダムパークいばきた」は、5つのエリアで構成されるという。

まず、「拠点施設エリア」は、駐車場や府道に面した「公園の玄関口」。多目的室を備えた施設棟や、ユニバーサルデザインのトイレ棟を設けるほか、広さのある通路ではマルシェなどのイベントも実施可能で、来場者の「ワクワク感」も高める。

ゆったりできる芝生広場や、イベント可能なステージなどがある「広場エリア」(出典:茨木市)
ゆったりできる芝生広場や、イベント可能なステージなどがある「広場エリア」(出典:茨木市)

「広場エリア」には、ゆったりとくつろげる芝生広場やリング状の園路、各種イベントができるステージなどを設置。桜やサルスベリも植樹する予定で、緑に包まれた和やかな時間を過ごすことができる。

半分がイベントゾーン、半分が民間施設の飲食ゾーンを予定しているのが、「にぎわい検討エリア」だ。イベントゾーンは芝生を敷く予定で、アイデア次第でさまざまな使い方が可能。飲食ゾーンはBBQの出店を予定しているという。

「にぎわい検討エリア」からスロープを下ったところにある湖面付近の「デッキエリア」では、波が少ないダム湖の湖面を活かしたサップやカヌーなど、水上アクティビティが楽しめる。

民間事業者によって建設・管理される吊り橋は、人道橋として日本最長の420メートル(出典:茨木市)
民間事業者によって建設・管理される吊り橋は、人道橋として日本最長の420メートル(出典:茨木市)

そして、「広場エリア」の先にある「吊り橋エリア」は、人が渡る吊り橋(人道橋)として日本最長の420メートルの「The Bridge 420」を、民間事業者が建設・管理する。

この吊り橋はダム湖の右岸と左岸をつなぐアクセス手段になるほか、橋の上から湖面に向かって豪快にジャンプするバンジーなど、スリリングなアトラクションも楽しめる予定だ。また、民間事業者が世界的に珍しいデザインの吊り橋を計画しているという。

「いばきた」の魅力を発信し
地域活性化を目指す公園に

このように、「ダムパークいばきた」は数多くの来場者が楽しめるエリアを推し進めていく模様。さらに、茨木市は公園の利用をきっかけに、茨木市の北部地域「いばきた」の魅力に触れ、また訪れたくなるような「山とまちをつなぐハブ拠点」となることを願っているという。

ちなみに、「ダムパークいばきた」のオープン前からさまざまな取り組みを行っていく予定だ。

お世辞にもこれまで大阪でメジャーとは言い難かった「いばきた」だが、安威川ダム周辺は市街地から比較的アクセスしやすいこともあるだけに、この公園のオープンを足がかりに「いばきた」の魅力に気付き、地域の活性化につながるシナリオも十分に想定されるだろう。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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