27年間勤めた会社を去年、セミリタイヤされたばかりの赤井誠さんと、5年前に銀行員を辞め、現在は大家兼コンサルタント業を行う岡元公夫さんの対談の2回目。偶然にも、不動産投資を始めた時期も( 9年前 )、家賃収入( 約6,000万円 )もほぼ同じというお二人。今回は、シェアハウス運営に関する苦労話の話題などで盛り上がりました。
■ シェアハウスの住人は本当にコミュニティを求めているのか?

赤井さんは去年、横浜にシェアハウスをオープンされましたね。運営されてみて、いかがですか?

幸い、募集を始めてすぐに満室になりました。利回りも30%以上あります。

どんなシェアハウスですか?

コミュニティ重視型ではなく、個室型のシェアハウスです。各部屋にテレビも冷蔵庫も最初から備え付けられていて、LDKだけ共有という形です。シェアハウスを運営している先輩たちにきくと、中に入れておいたものがなくなったとか、退去者の置いていったものが腐ったなど、冷蔵庫のトラブルが多いときいたので、そうしました。ですから、入居者どうしの交流は多くないんです。

各部屋に冷蔵庫もテレビも設置されている

それはいいかもしれません。よく、シェアハウス...