日本国内9店舗目は観光都市の京都
世界139の国と地域に30を超えるブランド、約8,700のホテル&リゾートを展開するマリオット・インターナショナルは、2023年12月、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)、ジェイアール東海不動産株式会社、株式会社ジェイアール東海ホテルズとともに、京都市南区に「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」を2026年度に開業することを発表した。
「コートヤード・バイ・マリオット」は、1983年に誕生したマリオット・インターナショナルのホテルブランドの一つ。感度の高いビジネス旅行者を主要ターゲットに、60の国と地域に1,285軒以上のホテルを展開し、あらゆる宿泊客のニーズに応えている。
今回、世界有数の観光都市である京都に初めて開業される「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」は、日本国内では9店舗目、関西圏では新大阪ステーションと大阪本町に続く3店舗目となる。
京都旅の「拠点」となる好立地
「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」が掲げているのは、「京都旅の『拠点』となるホテル」。そのコンセプト通り、JR「京都」駅の八条東口から徒歩約3分の好立地で、京都市内に点在する観光名所にも容易に足を運ぶことができる。また、大阪国際空港(伊丹空港)からホテルまでは、車で約45分の好アクセスだ。
客室は、スイートルームを含む全270室。ホテルの設計は、日本を代表する設計事務所として名高い山下設計と、JR東海グループのジェイアール東海コンサルタンツが担当する。
施設としては、終日営業のダイニング・レストランやカフェ、さらに仕事や観光の疲れをリラックスさせることができる寛ぎのスペースとして、カフェ&バーも設けられる予定だ。また、宿泊客はホテルに完備する最新フィットネス・センターも利用できるという。
世界水準の快適性でおもてなし
「京都を訪れる皆さまがリラックスし新たな活力を得られる場として、ビジネスやレジャーなど様々な目的でお越しになるお客様のニーズにお応えできるはずです」とは、マリオット・インターナショナルの日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント、カール・ハドソン氏のコメント。
世界最大級のホテルグループが培ってきた世界水準の快適性と上質な空間で、日本文化の中心とされる京都に訪れる国内外からのトラベラーをもてなす「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」。コロナ期を経て旅行者が再上昇している京都の旅の拠点として、観光業の活性化にひと役買ってくれることだろう。
健美家編集部