
「アンバウンド コレクション by Hyatt」が西日本初進出
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)、ジェイアール東海不動産株式会社、株式会社ジェイアール東海ホテルズは2024年12月、「奈良県中小企業会館等宿泊事業者選定事業」で取得した土地に、JR東海グループ初となるラグジュアリーホテル「ホテル 寧(ねい) 奈良」を展開すると発表した。
このホテルは、ハイアット ホテルズ コーポレーションが展開するラグジュアリーブランドの一つ。
それぞれのホテルが独自のコンセプトと、唯一無二の世界観を持つことが特色の「アンバウンド コレクション by Hyatt」として西日本に初進出。国内でも「富士スピードウェイホテル」(静岡県)、「ホテル虎ノ門ヒルズ」(東京都)に次ぐ3軒目となる。

「Mystique(ミスティーク)・奈良」とホテルコンセプトを定め、日本文化の原点として古くから続き、奥深く、神秘的な奈良への橋渡しとなるホテルを表現。ホテル名には、万葉集でも用いられた奈良を表す「寧楽(なら)」と、「寧」が意味する「静けさ」「安らぎ」に、起源への回帰と伝統を讃える思いが込められている。
立地は観光地に近接、客室は平均40㎡以上

「ホテル 寧 奈良」は奈良公園などがある観光地の玄関口に位置し、近鉄「奈良」駅から徒歩約2分という交通の便に優れた好立地。興福寺に近接し、奈良有数の観光地である奈良公園や春日大社、東大寺へのアクセスも抜群だ。
客室は平均40㎡以上のゆったり贅沢に寛げるサイズで、奈良の地を訪れる国内外の旅行客を迎える。また、JR東海グループがこれまでに築いてきた地域とのつながりを生かし、館内には奈良の歴史や文化に触れられる空間を設置予定。ここでしか味わうことのできないラグジュアリーな体験を提供するという。
奈良の神秘的な魅力と現代のホスピタリティーが調和する体験を宿泊者に提供し、このホテルが奈良県全域へのゲートウエイとなることを目指す。
ホテル開業ラッシュで奈良の“日帰り観光”解消へ
これまではホテル・旅館不足によって宿泊者数が少なく、“日帰り観光”が散見されていた奈良県。
しかし、近年は「JWマリオット・ホテル奈良」、「ふふ 奈良」、「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」、「ノボルテ奈良」といったラグジュアリーホテルの開業ラッシュが注目を集めている。
奈良市の「2023年 奈良市観光入込客数調査」によると、2023年の観光入込客数は1219.9万人(前年対比+31.3%)。特に、宿泊客数がコロナ禍前の2019年を上回る174.8万人と好調なのが要因と見られる。
今回、JR東海グループ初の高級ホテルとして公表された「ホテル 寧 奈良」。奈良の魅力を存分に発信する宿泊施設として、奈良の観光業をさらに活性化させてくれることだろう。
健美家編集部







