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大阪市都島区のイオン京橋店跡地を、イオンモールが暫定利用。2023年夏・秋に暫定施設をオープンへ

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/07/02 配信

JR「京橋」駅に直結する「イオン京橋店」跡地に建てられる暫定利用施設のイメージ。休憩所やイベントが開催できる駅前広場、レストランなどを設ける予定だ(出典:イオンモール)
「イオン京橋店」跡地に建てられる暫定利用施設のイメージ。休憩所やイベントが開催できる駅前広場、レストランなどを設ける予定だ(出典:イオンモール株式会社)

“大阪第4のターミナル駅”そばに
イオンモール運営の暫定施設がオープン

イオンモール株式会社は、2019年9月を最後に閉店した大阪市都島区の「イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」の跡地に暫定利用施設を建築し、2023年夏に第一期、秋に第二期をオープンすると発表した。

計画地は、JR「京橋」駅西口から徒歩約1分の場所にある
計画地は、JR「京橋」駅西口から徒歩約1分の場所にある

この計画は、再開発を予定している各線「京橋」駅に程近いイオン京橋店跡地に、再開発までの暫定利用施設として開発・営業するもの。

「都市再生緊急整備地域」に指定されている京橋は、大阪市の経済成長戦略上、魅力とにぎわいのある複合的な国際拠点として位置づけられている。実際、JR東西線「京橋」駅の地下化や京阪側の開発といった大規模開発がまことしやかにささやかれている。

すなわち、イオン京橋店跡地の再開発だけにとどまらず、中長期的視野で見ると、まち全体が大きく様変わりを遂げるポテンシャルを秘めたエリアといえるだろう。

京橋になじみのない人にも
新たな発見や出会いを

今回の暫定利用施設は、新しいまちへと生まれ変わる期待感の醸成やエリアの周知を目的に、将来の開発事業を推し進めるためのプレ事業となる。

また、この計画はこれまで京橋を訪れて慣れ親しむ人だけでなく、京橋になじみのない人にも新たな発見や出会いを提供することもコンセプトの一つだ。

暫定利用施設は6月中旬時点で現在工事中。手前は駐車場として利用している
暫定利用施設は6月中旬時点で現在工事中。手前は駐車場として利用している

施設内には、休憩所やイベントが開催できる駅前広場、レストランなどの開設を予定。京橋のまちに住む人や訪れる人にとって、“未来の光景”を感じてもらえるスポットを目指すという。

2023年GWには関西最大級の
フードフェスも開催

2023年5月のゴールデンウィークには、イオン京橋店跡地で関西最大級のフードフェス「FOOD SONIC 2023 in京橋」が開催された。30店舗以上の飲食店が出店するだけでなく、ミュージシャンやパフォーマーをゲストに迎えたライブも行われるなど、約3年ぶりに開催されたイベントには多くの来場者が足を運び、大盛況を収めた。

4年以上も主だった進展がなく、さまざまな憶測が飛び交っていたイオン京橋店跡地。インフラ整備なども含め、本格的な再開発までにはそれ相応の時間を要するはずだが、暫定利用施設で本格始動までの時間の隙間を埋められるか。各線「京橋」駅すぐそばの好立地なだけに、その運用に注目したいところだ。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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