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大阪・関西万博の最寄駅「夢洲」駅の開業が2カ月前倒しか

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2024/03/10 配信

2024年2月中旬、開業前倒しのニュースが浮上した「夢洲」駅。画像は、「夢洲」駅南東出入口の駅舎デザインのイメージ(出典:大阪市)
2024年2月中旬、開業前倒しのニュースが浮上した「夢洲」駅。画像は、「夢洲」駅南東出入口の駅舎デザインのイメージ(出典:大阪市)

万博会場の準備を踏まえ前倒し検討

Osaka Metro中央線の延伸区間となる北港テクノポート線(コスモスクエア駅~夢洲駅)に新設され、大阪・関西万博会場へのアクセスで唯一の地下鉄駅となる「夢洲」駅の開業を、当初の予定より2カ月前倒しし、2025年1月の開業を目指していく方針のようだ。2024年2月15日に行われた大阪市役所での会合を受けて明らかになった。

前倒しの検討に至った理由としては、万博会場の準備作業で多くの関係者・スタッフが会場を訪れることから、日本国際博覧会協会から早期開業の要請が大阪市側にあったという。

2025年4月13日から半年間行われ、1日最大20万人以上の来場が見込まれている万博。鉄道とシャトルバスを主要なアクセス手段として位置づけている協会は、多い日で約25万人が夢洲駅を利用すると想定している。

南東出入口のデザイン、仕様が決定

2023年6月、Osaka Metroは中央線の始発・終点駅の「コスモスクエア」駅と、万博会場となる人工島の夢洲に設けられる「夢洲」駅を結ぶ海底トンネルが開通したことを公表。

延伸区間の距離は約3.2㎞で、Osaka Metro各線「梅田」駅やJR「大阪」駅から乗り換え時間を含めて30分程度で万博会場へとアクセスできるようになる。

さらに2023年8月には、大阪市は「夢洲」駅について、南東出入口の駅舎デザインを含む施設の仕様を発表。南東出入口は万博会場の東エントランスとつながり、万博後は夢洲国際観光拠点の玄関口となる。

「夢洲」駅の内観イメージ。地上からの高さは約9.7mと開放的な空間が広がる(出典:大阪市)
「夢洲」駅の内観イメージ。地上からの高さは約9.7mと開放的な空間が広がる(出典:大阪市)
「夢洲」駅の内観イメージ。多くの駅利用者を見込み、階段幅はワイドな約10mに(出典:大阪市)
多くの駅利用者を見込み、階段幅はワイドな約10mに(出典:大阪市)

長さは約65m、幅は約10m、地上からの高さは約9.7mの鉄骨造で、膜屋根構造が取り入れられた開放的なイメージだ。内部は多くの利用者を想定し、約10mの階段幅とワイドな仕様に設計。そのほか、エスカレーターは4基、エレベーターは2基(24人乗り、二方向出入口)が設置されることになる。

盛り上がりを見せそうな中央線沿線

海底トンネルの開通や南東出入口のデザイン・仕様が決まった「夢洲」駅。果たして、今回浮上したニュース通り、新駅開業のスケジュールは前倒しになるのか。

いずれにしても、「夢洲」駅の開業、万博の開催により、Osaka Metro中央線の利用者は増加するはず。中央線沿線沿いの地価は上昇し、盛り上がりを見せてくれることだろう。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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