• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

群馬県太田市・イオンモール太田が4月に増床リニューアル、ウエストモール開業予定

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2024/02/11 配信

イオンモール太田 リニューアル完成イメージ図
イオンモール太田のリニューアル完成イメージ図。大量の植栽が印象的だ。

※引用:イオンモール太田

リニューアルオープンに伴い93店舗を刷新

群馬県にあるイオンモール太田が2024年4月19日に増床リニューアルオープンする。

イオンモール太田は群馬県と埼玉県・栃木県との県境にあたる太田市内、太田駅から車で10分弱の場所に位置している。

太田駅は東武伊勢崎線・桐生線・小泉線の3路線が通っている東武鉄道のターミナル駅だ。

太田駅北口の様子
3路線が通るターミナル駅であるだけに、太田駅は規模が大きい。なお、駅前には鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した武将の新田義貞の銅像が建っている。

ちなみに、太田市は自動車メーカースバルのお膝元であり、駅の南北にスバルの工場がある。

太田市の南は埼玉県の熊谷市であり、東西にしか電車が通っていないことから、埼玉県からも車で多くの買い物客がイオンモール太田を訪れる。

なお、買い物客が訪れるのは埼玉県からだけではない。県境が近いことから、東の栃木県側からも訪れるという。

イオンモール太田には2024年1月時点で約150店舗が入っており、約4,200台分の駐車場が敷設されている。

イオンモール太田の外観
イオンモール太田の外観。従業員2,400名のうちイオン太田店の従業員は400名だけで、そのほかはイオン以外の専門店に勤務している。

※引用:イオンモール

また、従業員の数も全体で約2,400名(2024年1月時点)とかなり多い。周辺エリアの雇用に大きく貢献していると言っていいだろう。

これまで敷地の西側で平面の駐車場として利用していた場所に、2階建ての増床棟が新設される。

増床棟の正式名称は「ウエストモール」。増床棟には約35店舗が入り、既存棟の店舗も93店舗が刷新される予定だ。

増床棟の2階には群馬県内で最大級となるフードコートになる予定で、15の店舗が入り、約1,100席の客席と子ども専用のスペースが約230席分設けられる。

イオンモール太田 ウエストモール フードコート完成イメージ図
増床棟2階に配置されるフードコートの完成イメージ図。名称は「FOOD FOREST」で、屋内でありながらも自然の中のピクニック気分を体感できるという。

※引用:イオンモール太田

フードコートには、築地銀だこやペッパーランチといった有名チェーン店に加え、群馬県初出店の店舗が複数入る予定だ。

そのほか、増床棟の1階には、地域の交流拠点として利用される予定の「みらいガーデン」が配置されるという。

イオンモール太田 内装の完成イメージ図
内装の完成イメージ図。白を基調に木目とブラウンを採用して明るく落ち着いた印象に仕上げている。地域交流の場を意識したデザインだ。

※引用:イオンモール太田

1階の店舗としては、こちらも群馬県内初出店となるDisney Storeなどが入る。

増床リニューアルに加えて地域貢献の取り組みも

近年、イオングループは多くの店舗で地元の地域振興にも取り組んでいるが、イオンモール太田も例外ではない。

2023年10月に太田市と「包括連携協定」を締結しており、スポーツ・観光・地域文化などの進行に取り組んでいる。

さらに、太田市の北隣であるみどり市内に立地する桐生大学・桐生短大と「産学連携協力に関する連携覚書」を締結しており、地域課題の解決に取り組む予定だ。

そのほか、太田市をホームダウンとするプロバスケットボールチームの「群馬クレインサンダーズ」とオフィシャルパートナーシップを締結し、連携したイベントが開催される。

単なる商業施設のリニューアルというわけではなく、地域振興を意識した取り組みが多く展開されるため、地元の街おこしに一役買うことが期待される。

なお、太田駅周辺では、駅南口を出てすぐの場所で再開発の施工が昨年末に認可されている。

駅前エリアにも明るい変化の兆しが見えていると言えるだろう。太田市の今後の盛り上がりに要注目だ。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ