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家探しで部屋の階層を重視している人は9割以上、高層階のデメリット1位は「災害リスク」~マンション階層ごと満足度調査

調査(不動産投資)/その他 ニュース

2024/03/30 配信

不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」を運営する株式会社FLIEは、住まいや暮らしに関する様々な“気になるコト”を調査する「フリエ住まい総研」を立ち上げ、Webマガジン「FLIE magazine」上に調査結果を公表している。

今回は「マンションにおける階層ごとの満足度」について、現在マンションに住む201名を対象にその実態を調査した。

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マンションを選ぶ際に重要な項目の一つと言われる部屋の階層。それぞれの階層ごとにメリットやデメリットが存在するが、実際に住んでいる人の満足度は一体どのようになっているのだろうか。

今回は一般の方への調査を通して「低層階」「中層階」「高層階」(※1)それぞれの満足度や感じているメリット・デメリットについて紹介している。

※1:本件における階層の定義:低層階=1F~3F|中層階=4F~9F|高層階=10F以上

■調査結果サマリー

1) 階層を重要視している方の割合は「とても重視する」「やや重視する」をあわせて9割以上。

2) 階層ごとの満足度は低層階から高層階になるにつれて上がり、高層階は「非常に満足」が半数の50%を占めた。

3) 低階層のメリットは1位「外出のしやすさ」57.4%が圧倒的な得票。中層階と高層階については「日当たり」と「窓から見る景観」の項目がトップ2で、その他も似たような項目がランクイン。中層階以上(4階以上)であれば高層マンションであっても感じるメリットに大きな違いはない、との仮説が考えられる。

4) 高層階のデメリットとして1位となったのは、他の階層にはランクインしていない「災害リスク」29.2%。

■調査結果内訳

まずは、マンションの部屋を選ぶ際にどれくらい階層を重視するか聞いた。

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「やや重視する」の回答が最多でおよそ7割の得票となった。また、「とても重視する」23.9%「やや重視する」68.2%を合わせると92%となることから、ほとんどの人が階層を重要視している結果が分かった。

続いて、現在住んでいる階層ごとに満足度を聞いた。

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全階層ともに「非常に満足」「やや満足」の回答が多数派で、比較すると低層階から高層階へ近づくに連れてその満足度は上がっていく傾向が見られた。高層階については「非常に満足」が50%を占め「やや不満」「非常に不満」と答えた人はゼロだったことから、低階層・中層階と比べると満足度の圧倒的な高さが伺える。

続いて、実際に住んでみて感じた階層ごとのメリットについて、ランキング形式で1~5位を発表する。

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低階層の回答で特徴的だったのは過半数を得た1位「外出のしやすさ」57.4%と、4位「物件の価格」27.7%で、低層階ならではの利点を感じているようだ。

中層階と高層階については「日当たり」と「窓から見る景観」の項目がトップ2であったり、それ以外も似た項目が上位を占めていたりと、中層階以上であれば近いメリットを感じていることが分かる。

今度は逆の視点で、実際に住んでみて感じた階層ごとのデメリットについて、ランキング形式で1~5位を発表する。

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低層階については「窓から見る景観」33.7%をトップに、屋外騒音、害虫、セキュリティなど低層階で懸念されがちな項目が上位に並んだ。

高層階の特徴として、他には上位にランクインしていない「災害リスクの有無」29.2%が1位となった。地震の大きな揺れ、エレベーター停止により階段で昇降するリスクなど、高層であるがゆえの不安を抱えている様だ。

最後に、住み替えるとしたら今より「上の階層」か「下の階層」か、どちらを望むか聞いてみた。

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住み替えのチャンスがあった場合は、今より「上の階層」を選ぶ人がおよそ半数だった。一方で「下の階層」と答えた人は10.9%で一定数は存在するものの、やはり上層階に魅力を感じる人が多いという結果になった。

■調査概要

調査方法: インターネット自社調査

調査対象: 現在マンションにお住まいの方 201名

調査期間: 2023年12月5日~12日

※出典元:株式会社FLIE 「フリエ住まい総研

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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