「 かぼちゃの馬車事件 」をはじめとする一連の事件を受け、投資用不動産の価格はやや下落の傾向を見せています。これは、一部金融機関が融資を引き締め始めているため。
中にはやや思考停止に陥り、不動産投資には一切融資しないといった金融機関も現れるなど、マヒ状態の金融機関もあります。が、これをもって不動産投資市場が冷え込むとか、バブルが崩壊するというようなことになるのかといえば、それはそんなことはありません。
私はあちこちで不動産投資関連の講演に招かれて登壇しますが、こうした中でも、不動産投資への意欲は一般に高く、むしろ一連の事件後のほうが来場者は多い傾向です。
考えてみれば、株価が冴えず、金利もほとんどない中で、不動産以外に投資するものというのはそうそう見つからないもの。
金利が低いならむしろ借り入れを行ってイールドギャップ( 投資利回りと長期金利の差 )を利用できる不動産投資は日本国内において相変わらず、相対的に魅力的な投資であることに変わりはないからです。
個人向けの貸家業への融資は、2012年12月の民主党から自民党への政権交代以降一貫して伸び続けてきましたが、やりすぎた、行き過ぎた部分が剥がれ...
中にはやや思考停止に陥り、不動産投資には一切融資しないといった金融機関も現れるなど、マヒ状態の金融機関もあります。が、これをもって不動産投資市場が冷え込むとか、バブルが崩壊するというようなことになるのかといえば、それはそんなことはありません。
私はあちこちで不動産投資関連の講演に招かれて登壇しますが、こうした中でも、不動産投資への意欲は一般に高く、むしろ一連の事件後のほうが来場者は多い傾向です。
考えてみれば、株価が冴えず、金利もほとんどない中で、不動産以外に投資するものというのはそうそう見つからないもの。
金利が低いならむしろ借り入れを行ってイールドギャップ( 投資利回りと長期金利の差 )を利用できる不動産投資は日本国内において相変わらず、相対的に魅力的な投資であることに変わりはないからです。
個人向けの貸家業への融資は、2012年12月の民主党から自民党への政権交代以降一貫して伸び続けてきましたが、やりすぎた、行き過ぎた部分が剥がれ...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる