

関西で言わずと知れた高級住宅地
住民の満足度が高い「苦楽園口」
デザイナーズ住宅や華やかな邸宅が並び、セレブや著名人が暮らす高級住宅地として関西では名高い阪急甲陽線「苦楽園口」駅周辺エリア。
「リクルート住まいカンパニー」が10月21日に発表した「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 関西版」によると、関西2府4県に居住している人を対象にWEBアンケートを実施したところ、住民に愛されている街(駅)として、「苦楽園口」が1位に輝いた。
この結果を受け、実際に訪れて街の魅力を探ってみた。
魅力@神戸と大阪の中心エリアに好アクセス

まずはアクセス面。大阪梅田、神戸三宮ともに電車で約20分と、都心へのアクセスが良好。
車を15分ほど走らせると、西宮阪急をはじめ、約250店舗の専門店がそろう関西屈指の商業施設「阪急西宮ガーデンズ」でショッピングも楽しめる。
日用品や食料品といった普段の買い物には、スーパーや青果店などが駅の近くにあって便利だ。
魅力A治安が良く、穏やかな雰囲気

山を切り拓いて形成されたこのエリアは坂が多く、車社会だが、騒音や事故も少なく、穏やかに暮らせると言う。
大きな事件もなく治安が良いため、子育てもしやすそうだ。
魅力B夙川沿いをはじめ、自然あふれる景観


駅の西には銀杏並木、東の夙川沿いには桜並木があり、春と秋には風情ある景観が楽しめる。
街中の至るところに植えられたグリーンにも癒やされる。
魅力Cおしゃれな個人商店が多数


駅の周辺はもちろん、住宅街の中にも突如おしゃれなカフェやセレクトショップが現れるのもこの街の魅力。
歩くたびにステキなショップに巡り合えるかも。
苦楽園口駅と甲陽園駅の中間地点
夙川学院跡地が開発により生まれ変わる

苦楽園口駅から甲陽園駅に向かって10分ほど歩いたところで、工事中の土地を発見。ここは、2016年まで夙川学院神園キャンパスがあった場所だ。
約3.3万平米と広大な面積を誇る跡地に、マンション街区や戸建街区、公園、幼保連携型認定こども園、公共施設(予定)をそろえた大規模複合開発の街ができるらしい。
マンションや公共の場を擁する街が形成されることで、苦楽園口に新たな価値が生まれようとしている。
健美家編集部