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日本最大のショッピングモール、越谷のイオンレイクタウンでリニューアル及び店舗エリア拡張。店舗数40増加へ。

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2023/04/21 配信

イオンレイクタウン
埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンの空撮写真。店舗面積は24万5,000㎡でショッピングモールとしては日本最大の広さだ。

今年の3月に最初のリニューアルがスタート

埼玉県越谷市で「イオンレイクタウン」を運営するイオンモール株式会社及びイオンリテール株式会社は、2023年3月から2025年にかけてレイクタウンのリニューアルを進めると発表した。

リニューアルは継続的に工事などを進めるものではなく、2023年の春・2024年の春と秋・2025年の春と秋にそれぞれ進める段階的なものになるという。

リニューアルの具体的な内容は、店舗や施設面の刷新など。また、2024年の春にはアウトレット棟の増床棟を新設する。

なお、レイクタウンは「kaze」「mori」「Lake Town outlet」の3エリアに分かれており、それぞれのエリアで店舗の入れ替えや新規出店などが進められる予定だ。

イオンレイクタウン kaze
水色背景のマークがついている建物は「kaze」エリア。レイクタウンではエリアごとにマークが設定されている。

リニューアルの第一弾として、今年の3月17日以降に進められる新規店舗の出店および店舗刷新の具体的な内容が発表された。

リニューアル店舗数は合計37店舗で、具体的な時期は以下の表の通り。

イオンレイクタウンのリニューアル内容
レイクタウンには、小売店舗や飲食店だけではなく映画館なども入っている。

※引用:イオンモール

レイクタウンの開業は2008年10月なので、2023年で開業15周年を迎えることになる。

3エリアを合わせた店舗数の合計は640(2023年4月時点:レイクタウンのホームページ参照)なので、全体から見れば37というリニューアル数はごく一部だ。

しかし、年に約2回のペースでリニューアルを進めていけば、3年後にはそれなりの数の店舗が入れ替わり・新規出店することになるだろう。15周年という節目の大きな変化と言えるのではないだろうか。

アウトレットエリアでは延床面積が約9,000㎡拡張される予定

アウトレットエリアの増床棟は、これまで駐車場として使用されていた場所に建設される。

レイクタウンエリアマップ
敷地内のグレーで塗られた部分が駐車場。増床棟はアウトレットエリアの南側に建設される。

※引用:イオンモール

増床棟の建設によって、アウトレットエリアは延床面積が約9,000㎡・賃貸面積が約7,000㎡増加する見込みだ。なお、プレスリリースでは増床棟の完成イメージ図も公開されている。

レイクタウン増床棟のイメージ図
イメージ図を見る限り、増床棟は2階建ての建物になるようだ。また、1階部分には憩いの場となるような緑地が設けられる。

※引用:イオンモール

レイクタウン自体が非常に広大な商業施設なので、店舗面積が7,000㎡増えてもそれほどのインパクトを感じないかもしれない。

しかし、一般社団法人 日本ショッピングセンター協会が月次で発表している「大店立地法新設届出情報」を見ると、大半の小売店舗は面積1,000㎡台だ。

店舗面積が5,000㎡を超える小売店舗の出店はごく稀であることがわかる。

つまり、レイクタウンの売場拡張は、日本全国で見ても大きい方に入る規模のショッピングセンターが新しくできるのと同じと言えるだろう。

地域の賑わい創出に向けた地域共創事業もスタート

イオングループは、レイクタウンのリニューアルと同時に、レイクタウン周辺における地域活性化を目的とした地域共創事業についても検討の内容を発表した。

レイクタウンの東側には中川という川が流れており、レイクタウンには大規模調整池が隣接している。

プレスリリースには4つの事業方針が掲載されており、その中の1つに、「にぎわいの創出」として水辺の飲食店や売店等の整備に加えてイベント等の企画・運営が挙げられている。

水辺の活用イメージ
水辺の活用イメージ図。実現すれば地元民にとって憩いの場となりそうだ。

※引用:イオンモール

レイクタウンの店舗拡大とは異なるものになると予測されるが、実現すればレイクタウン周辺エリアの魅力向上に一役買うだろう。

リニューアルが進むレイクタウンを含め、周辺エリアの今後の変化に期待したい。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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