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ダイエー横浜西口店跡地の新商業施設「CeeU Yokohama」10月に第1期、12月15日グランドオープン

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2023/11/03 配信

CeeU Yokohama 完成イメージ図
CeeU Yokohamaの完成イメージ図。このプロジェクトは、権田金属工業株式会社という会社が商業施設を、独立行政法人都市再生機構が住宅施設を建築する共同事業だ。イオンとダイエーは建物を賃借して商業施設を運営する。

※引用:イオンモール

12月15日まで段階的にオープン

イオンモールとダイエーは、ダイエー横浜西口店跡地で、10月27日に新たな商業施設の「CeeU Yokohama」をオープンした。

10月のオープンは第1期で、11月27日に第2期オープン、12月15日に最後のグランドオープンとなる。

CeeU Yokohamaは9階建ての商業施設で、出店店舗数は24店舗。総賃貸面積は約20,000㎡の大型商業施設だ。各フロアの店舗構成は以下の通り。

1階:イオンフードスタイル・イオン銀行
2階:ハックドラッグ・星野珈琲店・エディオン
3階:ABCマート・キャンドゥ・メガネのアイガン・エディオン
4階~7階:エディオン
8階:スーパースポーツヴィクトリア・ヴィクトリアゴルフ
9階:Beauty Body Gallery(フロアの名称)

エディオンは業界上位の家電量販店チェーン店で、キャンドゥは100円ショップ。

9階のBeauty Body Galleryは、「美」と「健康」に関する11の専門店が出店するフロアのことだという。

理容室の「フランクスバーバー」やストレッチ専門店の「ポジティブストレッチ」はどちらも神奈川県内初出店だ。そのほか「リラクゼーションサロン ティヨール」などが出店する。

CeeU Yokohama 9階 Beauty Body Gallery 完成イメージ図
9階 Beauty Body Galleryの完成イメージ図。

※引用:イオンモール

そのほか、美容整形・美容外科、歯科、眼科、内科と4つの医療施設が9階に入る予定。

1階のイオンフードスタイルは7時から23時までの営業となっており、横浜駅から近いスーパーマーケットの割には、1日の営業時間が比較的長めだ。

CeeU Yokohama 1階 イオンフードスタイル
1階イオンフードスタイルの完成イメージ図。20~40代の単身世帯や子育て世帯を中心とした近隣住民のニーズに応える店舗を作るという。

※引用:イオンモール

なお、イオンフードスタイルに併設される新スタイルの店舗「CATCH & GO」が興味深い。

来店客は欲しい商品を手に取って、ゲートを通るだけで自動的に支払いが完了するウォークスルー型店舗になるという。

対応品目は弁当・カップ麺・スナック菓子・飲料など約400品目。当該店舗全体の品目数からすればごく一部と思われるが、今後品目の拡大に期待したいところだ。

CeeU Yokohama CATCH & GO
CeeU Yokohama内に開店するCATCH & GO。駅ナカにあるコンビニくらいの品揃えはありそうだ。

※引用:イオンモール

イオンモールのプレスリリースには、CATCH & GOは「国内初の路面店展開」と記載されている。

アメリカではAmazonがAmazon Goという無人のウォークスルー型店舗を展開しているが、今後は日本でも同様の店舗が広がっていくか要注目だ。

10月27日の第1期オープンは1階フロアで、イオンフードスタイルとイオン銀行のみとなる。

第2期オープンは9階のBeauty Body Galleryのみ。最後のグランドオープンで2階から8階までのフロアがオープンする。

また、従業員数は施設全体で約600名になるという。周辺での雇用喚起も期待できそうだ。

横浜駅周辺における再開発の要となることを期待

横浜駅周辺の開発整備事業地図
横浜市のホームページに掲載されている、横浜駅周辺の開発整備事業地図。CeeU Yokohamaは左の方の青枠「S3」に該当する。

※引用:横浜市

横浜市のホームページを見ると、横浜市の周辺では既に完了したものも含めて、30を超える数の再開発や都市整備事業が計画されていると分かる。

計画の全体数が多い上に、CeeU Yokohamaの敷地は比較的小さいものだ。

しかし、それでも立地が良いことには変わりないので、横浜駅周辺で存在感を持った施設になることを期待したい。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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