※引用:イオンモール
12月15日まで段階的にオープン
イオンモールとダイエーは、ダイエー横浜西口店跡地で、10月27日に新たな商業施設の「CeeU Yokohama」をオープンした。
10月のオープンは第1期で、11月27日に第2期オープン、12月15日に最後のグランドオープンとなる。
CeeU Yokohamaは9階建ての商業施設で、出店店舗数は24店舗。総賃貸面積は約20,000㎡の大型商業施設だ。各フロアの店舗構成は以下の通り。
1階:イオンフードスタイル・イオン銀行
2階:ハックドラッグ・星野珈琲店・エディオン
3階:ABCマート・キャンドゥ・メガネのアイガン・エディオン
4階~7階:エディオン
8階:スーパースポーツヴィクトリア・ヴィクトリアゴルフ
9階:Beauty Body Gallery(フロアの名称)
エディオンは業界上位の家電量販店チェーン店で、キャンドゥは100円ショップ。
9階のBeauty Body Galleryは、「美」と「健康」に関する11の専門店が出店するフロアのことだという。
理容室の「フランクスバーバー」やストレッチ専門店の「ポジティブストレッチ」はどちらも神奈川県内初出店だ。そのほか「リラクゼーションサロン ティヨール」などが出店する。
※引用:イオンモール
そのほか、美容整形・美容外科、歯科、眼科、内科と4つの医療施設が9階に入る予定。
1階のイオンフードスタイルは7時から23時までの営業となっており、横浜駅から近いスーパーマーケットの割には、1日の営業時間が比較的長めだ。
※引用:イオンモール
なお、イオンフードスタイルに併設される新スタイルの店舗「CATCH & GO」が興味深い。
来店客は欲しい商品を手に取って、ゲートを通るだけで自動的に支払いが完了するウォークスルー型店舗になるという。
対応品目は弁当・カップ麺・スナック菓子・飲料など約400品目。当該店舗全体の品目数からすればごく一部と思われるが、今後品目の拡大に期待したいところだ。
※引用:イオンモール
イオンモールのプレスリリースには、CATCH & GOは「国内初の路面店展開」と記載されている。
アメリカではAmazonがAmazon Goという無人のウォークスルー型店舗を展開しているが、今後は日本でも同様の店舗が広がっていくか要注目だ。
10月27日の第1期オープンは1階フロアで、イオンフードスタイルとイオン銀行のみとなる。
第2期オープンは9階のBeauty Body Galleryのみ。最後のグランドオープンで2階から8階までのフロアがオープンする。
また、従業員数は施設全体で約600名になるという。周辺での雇用喚起も期待できそうだ。
横浜駅周辺における再開発の要となることを期待
※引用:横浜市
横浜市のホームページを見ると、横浜市の周辺では既に完了したものも含めて、30を超える数の再開発や都市整備事業が計画されていると分かる。
計画の全体数が多い上に、CeeU Yokohamaの敷地は比較的小さいものだ。
しかし、それでも立地が良いことには変わりないので、横浜駅周辺で存在感を持った施設になることを期待したい。
取材・文:
(はたそうへい)