新店舗&店舗リニューアル、ロゴ刷新で
東京駅のランドマークビルが生まれ変わる!
東京駅丸の内南口から徒歩1分の場所に建つ、丸の内ビルディング(通称丸ビル、所在地:東京都千代田区丸の内2丁目4-1)と、行幸通りを挟んで向かい側に建つ新丸の内ビルディング(通称新丸ビル、所在地:東京都千代田区丸の内1丁目5-1)。
開業以来多くの人々に愛されてきた両ビルは今年、開業20周年(丸ビル)、開業15周年(新丸ビル)を迎えた。このアニバーサリーイヤーを記念して、丸ビル開業日である9月 6 日から 2023 年春にかけて、段階的なリニューアルが実施される。
三菱地所、三菱地所プロパティマネジメントが発表した2022 年 8 月 18 日付けのリリースによると、今回のリニューアルのコンセプトは「Your Palette ―明日を彩る、わたしを選ぼう。―」。
本リニューアルに際し、丸ビル・新丸ビル商業ゾーンのロゴも一新されるという。
丸ビルに複合型書店「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI 」 もオープン!集客の起爆剤となるか!?
それでは、段階的に行われるリニューアルの中身を見ていこう。
【丸ビル】
- 2022年9月 6日:カフェ「THE FRONT ROOM」オープン
丸ビル1階に、カフェ「THE FRONT ROOM」がオープン。これまで「スパニッシュイタリアン」、「モダンメキシカン」などの多様なコンセプトでブランド展開してきた株式会社HUGEが創る初のカフェ業態で、利用時間や利用シーンを問わない「Timeless & Borderless」がコンセプトとなっている。
- 2022年12月:「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI 」オープン
丸ビル3・4階に、本を中心として多様なライフスタイルを提案する複合型書店がオープン予定。最短 60 分から、空いた時間で誰でもすぐに利用できる「SHARE LOUNGE」も併設されており、こちらは集中できるワークスペースとしてはもちろん、カフェ・バーとしても利用できる。
●2023 年春:丸ビル地下 1 階 「マルチカ」がゾーンリニューアル
2002年の丸ビル開業時からある地下1階のフードゾーンが、毎日通いたい、わざわざ訪れたい、いつでも食を感じられる丸の内の拠点”FOOD Feelings BASE”を新コンセプトに全面リニューアルオープン。これまでのお弁当やお惣菜はもちろん、新業態のスイーツやおも たせなど、シズル感のある新たなゾーンとして生まれ変わる。
【新丸ビル】
- 新店舗/店舗リニューアル
2022年秋に、名店「西麻布 真不同」が手掛ける「香港茶室 真不同 1946Hong Kong Tea Room Chenputon 1946」とイタリア・フィレンツェスタイルのビステッケリア。「パスティーノ エ ビステッケリア ヒロ」(いずれも新丸ビル地下1階)がオープン。
また、2004年に東京で生まれたジュエリーブランド〈noguchi〉の商業施設初出店店舗となる「noguchi Bijoux」(新丸ビル1階)もオープンする。
このほか、新丸ビルでは9月16日にはイタリア・ミラノ近郊発のライフスタイルブランド「Orobianco」(新丸ビル4階)、9月17日にはオンラインで展開してきた注目スキンケアブランド初の実店舗「EDOBIO」(新丸ビル3階)がオープン済みだ。
新丸ビルでは、これらの新店舗/店舗リニューアルに加えて、新丸ビル7階フロアにある飲食店ゾーン「丸の内ハウス」テラス席の全面改修を実施。新店舗も加え、2023 年春にリニューアルオープンを予定しているという。
さらに、丸ビル2~4階の 共用通路のデザイン変更をはじめ、丸ビルのお客様用化粧室や1階 仲通り側エントランス、新丸ビルの 1 階仲通り側外構部等、共用部の大規模なリニューアル工事も実施されるそう。
今回のリニューアルに際してイベントやセレモニーも複数予定されており、引き続き注目を集めそうだ。
2022年11月頃にはニューアルに関する第 2 弾リリースも予定されているとのことなので、続報を楽しみに待ちたい。
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健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))
■ 主な経歴
ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。