生鮮食品からパン、スイーツ、生花まで勢ぞろい
延床面積約861,700m²の空間に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、教育機関や医療機関など、多様な都市機能が集まる「麻布台ヒルズ」。
2023年11月24日に開業して話題となった同施設に、2024年3月13日、新たなフードマーケット「麻布台ヒルズ マーケット」が開業。日本を代表する34の食の専門店がお目見えした。
場所は「麻布台ヒルズガーデンプラザC」の地下1階と1階。施設⾯積は約4,000㎡(約1,200坪)。
店舗のラインナップは青果、精肉、鮮魚の生鮮三品、半調理品、惣菜、ワインや日本酒、パンやスイーツ、生花など非常に幅広く、日常の買い物からワンランク上の食材まで、食卓を豊かにしてくれる商品が目白押しだ。
気になる店舗の顔触れは、旬の野菜や果物、自社農場で育てられた⻘果が揃う「京都 八百一」や、豊洲市場の仲卸「やま幸」が手掛ける鮮魚小売店「麻布台 やま幸鮮魚店」、
築地の場外市場で100 年以上にわたって鶏肉卸業を続ける「築地 鳥藤」、東京・三田の人気ホルモン直売店「矢澤臓物販売」など、いずれも名店ばかり。
さらに、ハンバーグやステーキで人気の「パーラー矢澤」や、麻布に店を構える名店「中国飯店 富麗華」が手掛ける「富麗華 キッチン」など、イートインスペースを併設する店舗も登場。
このほか事前予約制でミシュランガイド東京で星を獲得する名店の味が楽しめる「鮨さいとう」、焼き鳥レストラン「鳥おか」も出店しており、買い物と併せて食事を楽しむこともできる。
ちなみに全34店舗のうち25店舗は、その商品のほとんどを集中レジで購入することができる。複数の専門店を回ってワンストップで会計ができるのも「麻布台ヒルズ マーケット」の大きな特長だ。
また、⼀部店舗ではバイオーダーでの注⽂にも対応しており、出来立て商品提供やお顧客の希望に応じた提案も行う。
専門店同士がコラボする「⿇布台ヒルズ マーケットラボ」も登場
今回、開業後もコミュニティを育んでいくための仕組みとして「⿇布台ヒルズ マーケットラボ」もスタートした。
同ラボでは出店する専⾨店同⼠のコラボレーションを創出するとともに、「⿇布台ヒルズ」内外の店舗やレストランのシェフ、学校、企業、施設、地域、様々なプロジェクトなどとも協働し、⾷を軸にしたラボ活動を展開する予定。
マーケット内には⾷堂スペースとポップアップスペースも設けられており、⾷育やワークショップなど、街全体で学び、発⾒し、体験できる場をつくっていく。
ちなみに「麻布台ヒルズ」では、同じ3月13日、8つのレストラン&バーや、都内最大級の面積を誇る約4,000㎡のウェルネス&スパを備えた「ジャヌ東京」もオープンを迎えた。
新たなマーケットと、ラグジュアリーホテルの2つが同時に誕生した「麻布台ヒルズ」。この盛り上がりはまだまだ続きそうだ。
健美家編集部(協力:
(さいとうかずみ))