ソフトウェアを主軸に、空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を運営するmatsuri technologies株式会社は、三井不動産レジデンシャル株式会社の多拠点居住サービス「n’estate(ネステート)」の山中湖で新たな施設として誕生した「The Lodge Yamanakako by n’estate」の運用を開始した。
■今回の取り組みについて
同社では、2022年9月より三井不動産レジデンシャルが提供する「n’estate」の拠点の1つである三井の賃貸マンションシリーズ「PARK AXIS(パークアクシス)」を運用してきた。
今回は、地方で多拠点居住のライフスタイルを実現するため、三井不動産レジデンシャルが新たな取り組みとして山中湖でOPENした「The Lodge Yamanakako by n’estate」の運用を担う。
同社では、地方でも無人の宿泊施設「S-villa」を運営しており、その運営ノウハウをベースに素晴らしい体験を届けていく。同施設は、施設としてのクオリティ、グレードが非常に高く、宿泊者に満足してもらえる施設として、同社内でも非常に期待感が高まっているという。
■「The Lodge Yamanakako by n’estate」の特徴
京王リップル山中湖内の法人向け保養所の一部を、三井不動産レジデンシャルが2023年7月にリノベーションを行った。リノベーション前より心地よい空間へと生まれ変わった施設で、「ふじ」と「つつじ」の2施設を運用している。
・都心部からアクセス良好
富士山を望む山中湖から徒歩2分、静かな森林に囲まれたロッジで、中央自動車「山中湖IC」から車で9分、都心から車で約2時間弱の距離
・アウトドアステイの充実度が高い
専用のバレルサウナ・屋外BBQができる焚火台も完備しており、リフレッシュ・リラックスに快適な設備が充実
・夏には、花火大会が目白押し
毎年7月初旬に開催される「富士山・河口湖山開きまつり花火大会」を皮切りに8月1日から5夜連続で富士五湖花火が開催される。山中湖では毎年8月1日に開催され、湖・富士山・花火のコラボが楽しめるのは、同施設ならではの絶景
・The Lodge Yamanakako by n’estate「ふじ」
最大8名で宿泊が可能。広々とした1階のリビングダイニングを中心にくつろぐことができ、2階はワークスペースも完備した寝室が2部屋あり、2世帯・グループでの滞在にも便利
・The Lodge Yamanakako by n’estate「つつじ」
最大5名で宿泊が可能。室内中央にあるダウンフロアが上下の空間を存分に味わえる特徴的な空間
■「n’estate」とは
近年、人々のすまいやくらし、働き方への意識が多様化してきている。さらに、コロナ禍を経て、場所・期間にとらわれず、「働く」「憩う」「楽しむ」といった行動が自由に、フレキシブルに実現できる新しいライフスタイルがより一層求められている。
このようなニーズに応えるべく、三井不動産レジデンシャル株式会社は「n’estate(ネステート)」を立ち上げた。同サービスは、「住の自由化」をコンセプトに、都心や地方都市を中心に展開する三井の賃貸マンションシリーズ 「PARK AXIS(パークアクシス)」 や三井不動産グループ企業、パートナー企業の施設を活用し、個人が自由に拠点を選択しながら生活するライフスタイルを提供する点が特長。
■StayXとは
「StayX」とは、ソフトウェアを主軸に、空間の価値を最大化するソリューション。1つの空間をフレキシブルに変化させ、様々な用途に対応させることが可能。
例えば、2年でしか貸し出すことができなかった賃貸の物件が、1泊単位の宿泊や、1か月単位の短期賃貸で運営できる施設に生まれ変わる。
同社のソフトウェアによって、インターネットでの集客や、リアルタイムでの在庫管理、価格調整、AIを用いた清掃員管理など、ビジネスのあらゆる側面をカバーでき、無人での施設運営が可能になる。
人口減少による労働力不足をソフトウェアの力で解決し、必要な人に必要な空間を届けることで、社会インフラの新しい形を創る。
■StayXの地方型運用宿泊施設
「S-villa」は、那須、伊豆、九十九里、軽井沢などを中心に貸別荘を展開する地方型宿泊施設ブランド。ソフトウェアの導入で別荘を無人で運営し、貸別荘として活用する。
地方型宿泊施設は、1棟を貸切で借りることができ、家族や友人とゆっくり時間を過ごせるプライベート空間の利用として、最適な宿泊施設。物件の特色として、敷地内でBBQができる物件、宿泊者専用のドッグラン付き物件など、滞在時間が楽しくなる物件を提供している。
また、地方型宿泊施設として運用することで、別荘の手入れが行き届くため、物件管理の充実化させ、物件の老朽化防止にも繋がる。
◎360度で撮影したS-villaの物件映像
◎S-villa公式サイト
健美家編集部