不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイル(東京都中央区)は3月28日、全国を対象に「売りたい街ランキング2017」を集計した。スマイスターに不動産売却の査定依頼があった件数を調べて、行政区別にその数の多い順番にランキング化。1位は「世田谷区」だった。2位は「大田区」、3位が「練馬区」となり、トップ10に東京都8区が占めている。5位には鹿児島市、9位に大分市と地方もランクインした。
100位までの街を見ると、東京都が21市区と最も多く、次いで福岡県の10市区となっている。3位以下は大阪府(9市区)、兵庫県(7市区)、神奈川県(5市区)、愛知県(5市区)、北海道(4市区)、千葉県(4市区)、埼玉県(4市区)と総体的にマンション供給数が多い街が占めているのが特徴。
2016年は北海道稚内市から東京都小笠原諸島、沖縄・与那国町まで日本の最北端・最南端・最西端を含む1896市区町村が対象となった。
全市区町村1896の中で査定依頼がまったくなかったのは90市区町村だった。
健美家編集部