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生活ガイド.com『全国住みたい街ランキング2023』発表。急上昇は東京都港区、兵庫県明石市、千葉県流山市!

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2023/06/10 配信

株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」は、「全国住みたい街ランキング2023」トップ100と地域別ベスト5を発表した。

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この全国住みたい街ランキング2023トップ100は、2022年4月1日~2023年3月31日の1年間で、生活ガイド.com会員19,106人が住みたい街として選んだ市区町村を集計したもの。

根強い人気の横浜市が、11回連続で1位を獲得した。また昨年度より大きく順位が変わったのは7位から4位に上がった港区と、4位から7位に下がった名古屋市。ちょうど港区と名古屋市の順位が入れ替わる形となった。京都市も8位から10位へ下がりその代わりに神戸市とさいたま市が上がっている。

新型コロナウィルスが2023年5月にインフルエンザと同じ「5類」に引き下げられることを受け、3月からマスクの着用が個人の判断に変わるなど、新型コロナウィルスの影響が徐々に薄れてきている。その影響なのか定かではないが、東京都においては人が集まる港区、千代田区、新宿区などの区で、一度落ちていた順位が戻る結果となった。

今回注目したいのは11位以下にだった市区のうち、大幅にランクアップした明石市と流山市。明石市は31位から16位に、流山市は57位から28位に順位が上がった。どちらも子育て制度に力をいれている市というのが興味深い点だ。

明石市は、市長のリーダーシップのもと子育て制度に力を入れてきた市。市長がテレビやニュース記事などのメディア露出を増やし、市の名前の知名度そのものも高まった。また、子どもの医療を18歳まで市外病院、薬代も込みで無料にする制度や、生まれてから1歳まで毎月おむつや子育て用品約3,000円分を自宅に届けてくれるサービスの実施、中学校給食無料化、公共施設の無料化など数々の子育て制度を打ち出してきた。

流山市は、「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーで有名になったとおり、こちらも子育て制度に力を入れている市。「送迎保育ステーション」は、駅に子どもを連れて行けば保育園までバスで送迎してくれるサービス。家から遠い保育園に入っても、毎朝の送り迎えのために遠くの保育園まで行く必要がなく、朝夕の忙しい時間に余裕が生まれる。また「子育て応援マンション認定制度」は、ベビーカーでの移動を考え駐車場まで段差をなくすなど、子育て世帯に配慮したマンションを流山市が認定する制度。

子育て世帯にとって魅力的な街は、人気が出やすいのかもしれない。

今回は急上昇した市と子育て制度の関係についてみてきたが、同社では、今後も様々な角度から分析し、制度や統計データとの関連性を研究していきたいとしている。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2022/4/1~2023/3/31
調査対象:生活ガイド.com会員19,106名
属性:
sub1

詳細は以下のページよりチェックできる。

全国住みたい街ランキング2023 全国ランキング
※20位から100位までと、上位市区の性別、年代の割合が見られる

全国住みたい街ランキング2023 地域別ベスト5

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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