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大阪・天王寺の隣駅寺田町で高架下商業施設がオープン。 テナントにはドン・キホーテも

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/02/21 配信

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※引用:JR西日本不動産開発

2022年1月28日に
オープン

JR西日本不動産開発株式会社は、2022年1月28日に、大阪環状線の寺田町駅高架下で「VIERRA寺田町」という商業施設をオープンさせた。

建物は2階建てで、1階にはディスカウントストアのドン・キホーテ、2階にはスポーツジムのHEAT24が入っている。

営業時間は、ドン・キホーテが午前10時~翌午前1時、HEAT24は24時間営業だ。

ドン・キホーテの主な品ぞろえは、家で食べるニーズに対応した総菜や輸入食品及び日用品を中心としており、特に通勤・通学の帰り道に寄ってもらうことを想定しているという。

JR西日本グループは2013年度に「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートさせており、寺田町駅は「生活機能充実ゾーン」として位置づけられている。

※参照:JRおでかけネット

ドン・キホーテやスポーツジムは、プロジェクトの方針に沿って周辺住民の生活利便性を向上させるべく選ばれた。

寺田町駅周辺図
利用者の利便性を向上する目的により、店舗の整備に加えて駐輪場も整備されている。また、周辺の歩道も併せて整備された。

※引用:JR西日本不動産開発

大阪環状線プロジェクトでは、VIERRA寺田町をオープンさせたほか、環状線の各駅をリニューアルする工事なども進んでいる。

京橋駅のリニューアル工事
2017年に実施された京橋駅のリニューアル工事イメージパース。

※引用:JRおでかけネット

駅のリニューアルは外観や駅構内店舗の工事に加え、エレベーター・エスカレーターの増設やトイレのリニューアルなど、駅利用者の利便性向上に寄与するものを中心として進められた。

大阪環状線改造プロジェクトでは、駅や駅周辺の整備に加えて各種イベントなども企画されているほか、プロモーション映像の作成なども行われており、沿線の活性化につなげるべく様々な施策が進行している。

統計上は阿倍野区も
狙い目

VIERRA寺田町は寺田町駅の南口側に建設された。北口側には幹線道路の国道25号線が通っており、国道沿いには都会的な雰囲気がある。

その一方で、南口側には大阪教育大学の天王寺キャンパスと附属学校の校舎などがあるものの、あまり都会的な雰囲気とは言えない。

寺田町駅の隣には、大阪都心6区に数えられる天王寺区の中心である天王寺駅がある。

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天王寺の駅前には大阪で最も高いビルの「あべのハルカス」などがある。

寺田町駅は阿倍野区(あべのく)に属しており、阿倍野区は天王寺区の隣だ。なお、寺田町駅の西側は天王寺区で東側は阿倍野区となっている。

阿倍野区は都心6区に数えられる区ではないが、住民の中に通勤などによって天王寺区へ通う人は多いと考えられる。

大阪では大阪市内の都心6区に多くの人口が集まっており、他のエリアには人口の減少や少子高齢化の進行が進んでいるところも多い。

しかし、阿倍野区では少しずつだが人口が増加しているのが特徴的だ。

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2020年春以降は横ばいだが、阿倍野区の人口は少しずつ増えている。

※参照:大阪市

コロナが拡大した2020年3月以降は横ばいの状況だが、それまでは右肩上がりで推移してきた。

なお、2022年2月1日時点の統計では、阿倍野区の人口は約11万1,200人で天王寺区の約8万3,300人よりも3万人弱多い。

そのほか、阿倍野区と天王寺区とで年齢別の人口を比較してみても、20歳から39歳の人口は阿倍野区の方が多い。

寺田町駅の周辺で投資を考えるのであれば、統計的には東側の阿倍野区でも特に問題ないと考えられる。

その一方で、寺田町駅の周辺にはこれといって大きな商業施設がなかったため、VIERRA寺田町の開業は周辺住民の利便性向上に大きく貢献するだろう。

大阪での投資を検討するならば、寺田町駅の周辺で物件を探してみても良いのではないだろうか。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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