
大阪・上本町東側の約4,100uの土地を
三菱地所レジデンスが取得

2021年10月、三菱地所レジデンスは、大阪市上本町の東側に位置する天王寺区城南寺町にあった「ゆうちょ銀行大阪貯金事務センター」の敷地を取得。同社が発注したフジタ道路により、建物は2022年6月に解体工事が完了している。

「ゆうちょ銀行大阪貯金事務センター」の跡地は、4面接道で東西幅が約70m、南北幅が約60m弱の四角に整形された約4,100uの広大な敷地。
千日前通の小橋町交差点から北へ約300mの場所に位置し、東側には大阪府立高津高等学校、南側には東高津公園がある。最寄り駅は近鉄「大阪上本町」駅で、11番出口から徒歩10分弱と、立地にも恵まれている。
大阪市内屈指の人気エリアは
再開発地域としても要注目!
上本町エリアは、大阪最大級の繁華街・歓楽街のミナミエリアや、国内最高層の超高層ビル「あべのハルカス」がある阿倍野・天王寺エリアに近接。梅田や本町といった大阪有数のオフィス街へのアクセスも良い、大阪市内屈指の人気エリアだ。
また、2019年には、近鉄グループホールディングスが2033年を目途に「大阪上本町」駅の駅舎と、隣接している「シェラトン都ホテル大阪」を超高層ビルなどに建て替えるという構想を公表。今後、「大阪上本町」駅を中心とした大規模な再開発が予想されるなど、特大の“伸びしろ”を秘めているエリアと言っても過言ではない。

その影響もあり、近年は「大阪上本町」駅周辺に高層マンションやタワーマンションが建設されるなど、不動産業界がじわじわと活気付いている。
土地活用で有力なのは
やはりタワーマンションか?
「大阪上本町」駅の北側エリアにある「ゆうちょ銀行大阪貯金事務センター」跡地は、都心部やその近隣エリアでありながら、4,000u以上の敷地。周辺には寺院や学校などが点在していることから、これほどまとまった土地が再開発されるのはレアケースと言えるだろう。
今のところ三菱地所レジデンスからの公式発表はないが、同社が土地を取得していること、そして近年の「大阪上本町」駅周辺のトレンドを踏まえると、タワーマンションが建設されるのではないかと予想される。

今後この開発を機に、さらなる土地開発が進められるのか期待が膨らむ。
健美家編集部