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大阪市・阪神「大阪梅田」駅の新3番線ホームが供用開始。大規模改良工事は2024年春頃完了へ

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/06/09 配信

2015年3月から実施している阪神「大阪梅田」駅の改良工事(出典:阪神電気鉄道株式会社)
2015年3月から実施している阪神「大阪梅田」駅の改良工事の完成予想図(出典:阪神電気鉄道株式会社)

2023年5月より新3番線と
ホームドアの供用が開始

現在、「大阪梅田」駅の改良工事を進めている阪神電気鉄道株式会社は、2023年5月27日から旧3番線ホームを廃止し、新3番線ホームの供用をスタートした。

2023年5月27日から供用開始された新3番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)
2023年5月27日から供用開始された新3番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)

さらに、新3番線の供用開始にあわせて、ホームからの転落事故等の防止策として、国・大阪府・大阪市の補助を得て新3番線の可動式ホーム柵(ホームドア)も設置した。ちなみに、整備の一部には鉄道駅バリアフリー料金制度(※)を活用している。

また、旧3番線を廃止したことで、ホームの数は1つ減ったものの、新3番線から新4番線にかけてのホーム幅はこれまでの倍以上広くなり、さらなるバリアフリー化が進むメドが立った。

※鉄道駅などのバリアフリー化を進めるため、ホームドアやエレベーターの設置などの費用を運賃に上乗せし、鉄道の利用者に幅広く負担してもらうという国が定めた制度。

2021年10月には1番線、
2023年1月には2番線がリニューアル

阪神電鉄は2015年3月から「大阪梅田」駅(当時の「梅田」駅)の改良工事に着手。阪急電鉄株式会社とともに、当時の大阪神ビルディング(現在の大阪梅田ツインタワーズ・サウス)などの建替えと周辺公共施設の整備に伴い、地下1階の梅田駅北側はJR大阪駅と阪神百貨店の間にある東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備に着手していた。

この拡幅整備を機に、東西地下道の地下2階にも構造物を一体的に構築。駅空間を拡大することでホームの拡幅を行うとともに、可動式ホーム柵の設置、西改札口側のバリアフリー化などの整備を図ることにした。

2021年10月30日から供用開始された新1番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)
2021年10月30日から供用開始された新1番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)
2023年1月28日から供用開始された新2番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)
2023年1月28日から供用開始された新2番線(出典:阪神電気鉄道株式会社)

これに伴い、阪神「大阪梅田」駅は2021年10月31日から新1番線とホームドアの供用を開始。2023年1月28日からは新2番線とホームドアの供用を開始するなど、着実にリニューアルされてきた。

10年近い大規模な改良工事を経て
新ホームの供用とバリアフリー化が完了へ

改良工事完了後のホーム(出典:阪神電気鉄道株式会社)
改良工事完了後のホーム(出典:阪神電気鉄道株式会社)

阪神「大阪梅田」駅の改良工事は、2024年春に完了予定だ。今後は、西改札口側にエレベーターとエスカレーターを新設。また、4番線ホームの延伸にも着手し、東に延伸することで6両編成の車両にも対応できる新4番線を整備するという。

2025年の大阪・関西万博を目前に、10年近い改良工事にようやくピリオドが打たれようとしている阪神「大阪梅田」駅。外国人観光客を含め、すべての利用者にとってさらに便利で人に優しい駅として親しまれていくことだろう。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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