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大阪市枚方市の「光善寺」駅西地区を再開発。2023年12月には商業施設「ひらら光善寺」も開業へ

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/11/07 配信

「光善寺」駅西地区の再開発事業のイメージパース(出典:枚方市)
「光善寺」駅西地区の再開発事業のイメージパース(出典:枚方市)

連続立体交差事業に合わせて
「光善寺」駅西地区を再開発へ

大阪府枚方市にある京阪「光善寺」駅西地区の再開発事業が進められている。

現在、「光善寺」駅周辺では、寝屋川市・枚方市の京阪本線連続立体交差事業で鉄道によって分断された市街地の一体化や踏切による交通渋滞等の解消を図っている。その一方、駅前については建物の多くが老朽化し、商業を中心とした都市機能がかつての賑わいを失っている状況だ。

こうした背景から、連続立体交差事業に合わせて、鉄道駅周辺における地区拠点の形成を目指し、地元権利者が中心となって行う市街地再開発事業(組合施行)を開始した。

道路や交通広場などの公共施設整備による交通結節点機能の強化、土地の高度利用による多様な都市機能の集積と都市居住の誘導、街区編成や施設建築物の更新による防災機能の向上などを総合的に推進している。

2023年12月オープン予定の商業施設をはじめ
高層マンションや駅前広場を中心に整備

京阪「香里園」駅と「枚方公園」駅に挟まれている「光善寺」駅は、普通列車のほか、準急や区間急行も停車。大阪のターミナル駅の一つ「京橋」駅には約21分、「大阪」駅・「梅田」駅、「新大阪」駅、「なんば」駅などにも乗り換え1回でアクセスできる、利便性の高い駅だ。

1街区には地上3階建ての商業施設「ひらら光善寺」、2街区には地上26階建ての分譲マンションを予定(出典:枚方市)
1街区には地上3階建ての商業施設「ひらら光善寺」、2街区には地上26階建ての分譲マンションを予定(出典:枚方市)

「光善寺」駅西地区再開発の区画面積は約1.4ha。1街区は商業施設、2街区は高層マンションと商業施設、さらに駅西口に整備される駅前広場をメインに構成。交通結節点を整備しつつ、コンパクトシティ化させることが目的となる。

再開発事業のスケジュール。2028年度の完成まで順次進められる(出典:枚方市)
再開発事業のスケジュール。2028年度の完成まで順次進められる(出典:枚方市)

1街区の商業施設名は、すでに2023年5月時点で「ひらら光善寺」であることが発表されている。地上3階建てで、1~2階にはスーパーマーケットをはじめとする飲食・物販・医療店舗、3階にはクリニックモールなど25店舗が入居し、2023年12月に開業する予定だ。

一方、2街区の目玉となる地上26階建ての分譲マンションは、2024年8月頃に工事を着工し、2026年度に完成予定。その後、駅前広場の整備に移り、2028年度にすべての事業が完了する予定となっている。

「光善寺」駅はもちろん、
京阪沿線の各駅周辺で再開発が進む

2030年度の向けた主軸戦略に「沿線再耕」を掲げる京阪グループは、「えきから始まるまちづくり」を推進している。

現在、「光善寺」駅を含む寝屋川市・枚方市の京阪本線連続立体交差事業のほか、枚方市駅周辺や門真市駅前・古川橋駅北側の再開発事業、樟葉駅前広場の環境整備なども進められている。

もちろん、「光善寺」駅西地区の再開発事業もその一環。駅を単なる乗降場にするだけでなく、駅とまちが一体となり、人々が集まり新たなコミュニケーションが生まれる空間へと進化しつつある。
健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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