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東京都江東区「亀戸駅」から徒歩3分圏内で大型商業施設がオープン予定。生活利便性の向上に期待。

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2021/11/30 配信

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2022年夏に
開業予定

東京都江東区のJR亀戸駅から徒歩約3分の場所で、大型のショッピングモールが建設中だ。

こちらのショッピングモールは野村不動産が開発しているもので、「プラウドタワー亀戸クロス」という分譲マンションの隣に位置している。

もともとは「サンストリート亀戸」という複合施設があったところで、サンストリート亀戸が2016年3月に閉館した後、建物が解体された跡地で開発が進んでいる状況だ。

サンストリート亀戸
解体されたサンストリート亀戸の様子。多くの人で賑わっていた様子が伺える。

※引用:TOKYO おでかけガイド

当初は時計メーカーのSEIKOが本社および工場を構えていた場所で、SEIKOが本社を幕張新都心に移転したのに合わせて、跡地を有効活用する目的でショッピングセンターを開業したのがサンストリート亀戸が建設された経緯だ。

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新商業施設の立地は亀戸駅を出てすぐのところにある京葉通り沿いだ。

サンストリート亀戸は合理的で商業主義のショッピングモールというよりは、「周辺住民が集まるコミュニケーションの場」を目指すというコンセプトが特徴的だった。

敷地内の広場にはステージが設けられており、年間を通じて多くのイベントが行われていた。

コロナを契機としてコミュニティ型のショッピングモールは増えているが、サンストリート亀戸では一般人も出店可能という仕組みを取るなど、下町らしい古き良き交流の場だったとも言えるだろう。

新しい商業施設でも、サンストリート亀戸の良いところを継承するべく、広場の中にイベント用のステージが設けられる。

イベント広場
芝生の広場にイベント用のスペースが設けられる予定。

※引用:野村不動産

そのほか、屋上には子ども用の広場であるキッズパークが設けられ、施設の低層階には「カメ横フードホール(仮称)」というフードコートが入る予定。

新商業施設は建設中のタワーマンションと直結になるということで、マンションの居住者をメインターゲットとしているものではある。

しかし、施設の設計には交流の場を作るという意図も色濃く入っているため、地域の活性化に貢献することが期待できるだろう。

なお、サンストリート亀戸は2階建てで約50の店舗が入っていたが、新施設は4階建てで約150の店舗が入る予定。

2021年11月時点では、求人情報等を参照すると、飲食店や理髪店などのテナントが入ると予測される。

店舗数と集客数は必ずしも比例するわけではないが、旧施設よりも店舗数が大幅に増えるため、周辺エリアの利便性や人気などが向上する効果が期待される。

大半のテナントはまだ明らかになっていないため、どんな店舗が入るのか、今後の情報解禁が待たれるところだ。

再び人口を呼び込む
契機となるか

亀戸の人口推移を見ると、2012年以降は増加を続けてきたものの、2019年からは概ね横ばいの状況だ。

亀戸の人口推移
2012年~2019年にかけては順調に人口増加を続けてきた様子が伺える。

※参照:江東区

なお、江東区には東雲や豊洲などウォーターフロントのエリアも含まれている。

ウォーターフロントのエリアにはタワーマンションが林立しているため、そちらの方が人口が多いと思う人もいるかもしれない。

しかし、江東区の町別人口を参照すると、亀戸の人口は江東区の中で大島に次いで2番目に多い。

しかも、2021年1月1日時点で亀戸の人口が60,552人なのに対して豊洲の人口は37,772人とその差は大きい。

東京東部で投資エリアを探すなら、亀戸駅周辺は比較的人が集まっているエリアと言える。

また、亀戸駅から東京駅までは15分~20分の距離であり、オフィス街へのアクセスも良好だ。

隣の錦糸町と比較すると存在感は多少劣るものの、投資エリアとしては申し分ない。

利便性の向上を契機として、亀戸で物件を探すのも有効ではないだろうか。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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