ビブグルマン獲得店や予約困難な名店がレストランフロアに出店
2023年10月に開業し、話題となっている「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。その地下2階~地上7階、約11,200 ㎡の空間に、1月16日、飲食を中心とした新エリアがオープンした。
4階には虎ノ門エリア最大級の規模を誇るダイニングフロアが登場、個性豊かな専門店20店舗がオープンする。
「ミシュランガイド京都・大阪」で6年連続1つ星を獲得した大阪の名店「中国菜 エスサワダ」を手掛ける澤田州平氏の関東初出店舗となる「中華バル サワダ」や、
「ミシュランガイド東京2024」でビブグルマンとして掲載される代官山の焚き火イタリアン「falò」の姉妹店「falò+」、
大阪の予約困難な和食店「福島 もう利」の東京初出店舖「虎ノ門 もう利」など注目の店舗も多く、大きな話題を集めそうだ。
また2階、虎ノ門ヒルズをつなぐデッキフロアには、テラス席を備えたオールデーダイニング「THE GRILL TORANOMON」と、和食ダイニング「日常茶飯時」の2店舗が登場。
地下1階、ステーションアトリウムから1層上の駅と街をつなぐフロアには、こだわり食材を扱うスーパーマーケットと人気のワインレストランが複合した「cask/W TORANOMON」、そして昼は自家焙煎コーヒー、夜はクラフトビールを楽しめる「Espresso D Works虎ノ門」の2店舗がオープンを迎え、これで全4店舗が出揃った。
商業施設は店舗数約170、店舗⾯積約26,200㎡へと拡大
そして、地下2階、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」直結の「T-MARKET」には、最後の1店舗「Uké」(居酒屋)がオープン。こちらも全27店舗が揃ったことになる。
1月15日、オープンに先んじて行われたメディア向け内覧会では、「T-MARKET」の全体環境デザインを手掛けたWonderwall® 片山正通氏が登場。
テナントが決まっていないなかで27店舗をデザインしたエピソードや、膨大な選曲リストから成る音響計画、時間ごとに5段階に変わる照明計画など、空間デザインのこだわりを紹介した。
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の進化はこの先も続く。
2月29日には、2階・3階にJOURNAL STANDARD、 IÉNA、Deuxième Classeなどのセレクトショップを展開するベイクルーズが、新しいランドマークストア「SELECT by BAYCREW’S」を新規出店。
続く4月15日には、5階にジム・温浴・サウナ・メディテーションなどが一体となった2,000 ㎡の総合ウェルビーイング施設「総合ウェルビーイング施設 CARAPPO」が誕生する。
これにより、「虎ノ門ヒルズ(4棟)」の商業施設は店舗数約170、店舗⾯積約26,200㎡へと拡大することに。
東京の新たなグローバルビジネスセンターとして、今後もさらなる成長が期待できそうだ。
健美家編集部(協力:
(さいとうかずみ))