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中部圏の空の玄関口『常滑(とこなめ)市』で空飛ぶクルマを導入?!まるごと未来都市を目指す『スーパーシティ構想』が進行中!

都市計画・再開発(地域情報)/名古屋/東海 ニュース

2021/09/28 配信

名古屋市中心街から車で約30分。知多半島の中腹に位置する『常滑(とこなめ)市』は、中部地方の“空の玄関口”として重要な役割を担うまちだ。

常滑市の空港島に中部国際空港『セントレア』が開業したのは2005年のこと。同空港は旅客・貨物共にトヨタ自動車関連企業の顧客が多くを占めるため、別名“トヨタ空港”とも呼ばれている。

サービス面においても“トヨタ方式”が導入されており、国際空港評価『World Airport Awards 2021』で7年連続世界第1位(Regional Airport部門)を獲得。グルメやショッピングに加えて展望風呂などのレジャー機能を備えた複合型空港として、開業から16年が経過した今も高い個客満足度を維持している。

その一方で「24時間利用可能な移動手段」や「空港島と近隣地域を結ぶ移動手段」が不足しているため、万一の災害時には「空港島が孤立化してしまう可能性がある」と長年指摘されてきた。

その課題解決に向けていま注目を集めているのが、常滑市と愛知県が共同で掲げた『スーパーシティ構想』だ。

▲常滑市地図(Map-Itより引用)
▲常滑市地図(Map-Itより引用)。空だけでなく海の玄関口として水運にも恵まれているが、残念ながら現時点では移動手段が少ない。
▲別名トヨタ空港と呼ばれている中部国際空港『セントレア』
▲別名“トヨタ空港”と呼ばれている中部国際空港『セントレア』。空港内にはトヨタファイナンスカード専用のラウンジもある。取材時は緊急事態宣言下だったため人影まばらだったが、平常時は旅行客だけでなく多くのファミリーで賑わうレジャー機能も備えた空港だ。
▲空港島内には『愛知県国際展示場』などの集客施設も充実。
▲スーパーシティ構想の戦略特区に想定されているのは中部国際空港島とその周辺地域。空港島内には愛知県国際展示場や大型ホテルなどの集客施設は充実しているが、24時間利用可能な飲食店や娯楽施設等が不足しているため、夜になると閑散とした雰囲気になる。まだまだ空き地が多く、開発の余地がありそうだ。

愛知県と共同で
『スーパーシティ型国家戦略特別区域』提案書を提出

『スーパーシティ』というのは国が定める国家戦略特区のひとつ。AIやビッグデータなどの先端技術を活用して社会の在り方を根本から変革し、“まるごと未来都市”を目指してまちづくりを行う構想のことを指す。

全国の自治体へ向けた公募は昨年末からスタートし2021年4月に締切り。現在は指定に向けて審議中のため、常滑市の提案書もまだ正式に採択されたわけではないのだが、その構想が本当に実現したらまるでSF映画の世界のような未来型都市が知多半島に誕生するかもしれない。
※スーパーシティ構想 全国31の応募自治体はこちら/内閣府国際戦略特区ページより。
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_sckoubo2.html

無人の自動運転車や
空飛ぶクルマが登場する?!

常滑市が掲げる『スーパーシティ構想』のテーマは「グリーン&イノベーション アイランド」。大きく分けて2つの柱があり、ひとつは「国内最大のモノづくり集積地の強みを生かし、グリーン&デジタル時代の新しいビジネスを創出し続けること」。そしてもうひとつは「世界をリードする国際観光都市をつくること」だ。

中でも目を引くのが「未来を先取りする移動・物流システムの構築」。常滑市周辺にはトヨタ自動車の『飛島物流センター』やINAXの『常滑東工場』など中部地方を代表するグローバル企業の製造・物流拠点が集積しているため、常にヒトとモノが動き続けている。そのため、
1:自動運転・自動搬送サービス
2:空飛ぶクルマやドローンによる空の移動・物流サービス
3:スマートモビリティサービス
4:新しいモビリティの価値創出
の4つを目標に掲げ、規制解除や制度改革も含めた提案が行われている。

▲空飛ぶクルマのイメージ図(経済産業省・国土交通省空飛ぶクルマロードマップより)。
▲空飛ぶクルマのイメージ図(経済産業省ウェブサイトより)。

1の『自動運転・自動搬送サービス』では、完全無人化シャトルバスの運行や、24時間・365日稼働可能な自動搬送ロボットによる荷物配送などを想定。2の『空飛ぶクルマやドローンによる空の移動・物流サービス』では、空飛ぶクルマを使った遊覧飛行のほか、ドローンによる物流やインフラ点検、災害時における移動・輸送手段としての活用が見込まれている。

ただし、空飛ぶクルマの実用化に向けては、安全な空域管理システムの検証と規制緩和の検討が必要になってくるため、実装には少し時間がかかることになりそうだ。

▲空港島内では2025年度までの実装を目指す。
▲提案書の中では『空港島内での実装』を2025年度目標、『常滑市内での実装』は2026年度以降とされており、将来的には常滑市内だけでなく愛知県内全域に先端的サービスのネットワークを広げていく狙いになっている(あいち・とこなめスーパーシティ構想の実現に向けた提案書【概要版】より引用)。
▲周辺にはイオンモールやコストコなどの大型商業施設も集積、週末になると地元客だけでなく多くの観光客で賑わう
▲空港島から車で5分ほどの常滑市街には、『イオンモール常滑』や『コストコホールセール中部空港倉庫店』などの大型商業施設が集積。近い将来、この上空を“空飛ぶクルマ”が往来するようになるかもしれない。
▲セントレア周辺に比べると、陸の玄関口名鉄常滑駅はやや控えめで寂しい印象。スーパーシティ構想により今後大きな変化を遂げるのだろうか
▲常滑の“陸の玄関口”である『名鉄常滑』駅周辺は今のところやや賑わいに欠ける印象がある。しかし、スーパーシティ構想の実現によって未来型都市へ進化することになれば、ヒトとモノの急増によって住宅・倉庫・テナント等の需要が高まるものと想定され、常滑駅周辺にも今後大きな投資チャンスが到来することになる。

スーパーシティ構想の採択は
2021年冬の予定

この『スーパーシティ型国家戦略特別区域の区域指定』が閣議決定するのは今冬の予定(当初は2021年10月予定だったが、ヒアリングや提案見直し作業のため冬へ延期予定)。果たして中部圏の空の玄関口が“まるごと未来都市”となるかどうか?地域の期待が集まっている。

健美家編集部

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