株式会社MRCでは、昨今話題になっている“修繕積立金”の問題について、長期修繕計画書を無料で簡易見直しをするサービスを始動する。
昨今、マンションにおける修繕積立金の問題として以下の2つが上げられる。
・修繕積立金不足
・修繕積立金の値上げ幅が大きく、居住者様の負担や不満になっている
以下「平成30年度マンション総合調査結果 国土交通省作成」より抜粋
・平成30年度で長期修繕計画の作成を実施している割合は90.9%に対し、計画期間25年以上の長期修繕計画に基づき、修繕積立金の額を設定している割合は53.6%
・現在の修繕積立金の状況は、現在の積立金が計画と比較して不足しているマンションは34.8%
・長期修繕計画の見直し時期は、半数程度が「5年ごとを目安に定期的に見直している」が、「修繕工事実施直前に見直しを行っている」マンションは12.5%
本来は管理組合で計画を進める場合、多額の費用を要する大規模修繕工事等の実施前には長期修繕計画を用いてシミュレーションを実施して、区分所有者に対して30年後の見通しを説明することが重要だが、現実として12.5%しか実現していない。
そこで、「管理組合様の最良のパートナーとして」を企業理念に設立したMRCで、昨年リリースしたWEBコンテンツ「ニューサツ」の利用者に対し、無料の簡易長期修繕計画書の見直しサービスを開始する。
一級建築士等の専門家によって異常な単価等はチェックが行われるため、談合の防止にもなる。
また、約30年後までの資金計画をシミュレーションできる為、高い安心感が得られる。
MRCでは、数々のマンション修繕工事におけるセカンドオピニオン業務で実績を持ち、且つ、WEBコンテンツ「ニューサツ」では不適切な業者間による談合防止対策を徹底するなど、常に管理組合様に寄り添ったサービスを提供している。
長期修繕計画書は、マンション運営の根幹にあり、現在から約30年後の未来の収支計画が記されている非常に重要な書類になる。同社では、「そんな重要な書類だからこそ、弊社へお任せ頂けますと幸いです」と話している。
健美家編集部