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鹿児島市交通局跡地再開発「キラメキテラス」開業。鹿児島初の外資系ホテル「シェラトン鹿児島」も

都市計画・再開発(地域情報)/福岡/九州・沖縄 ニュース

2023/07/30 配信

鹿児島中央駅に続く
鹿児島の中央部再開発

鹿児島に行くのに東京からだと羽田空港-鹿児島空港間が1時間45分。そこからバスで40分という経路をたどるが、新幹線利用だと広島から2時間20分から50分、大阪から4時間と意外と近い。

そんな九州新幹線が乗り入れるJR鹿児島中央駅の駅前には地上24階、地下1階の鹿児島中央ビルが2023年4月14日の先行開業を経て、6月18日に全面開業している。商業施設、オフィス、分譲マンションの複合施設で、2階で鹿児島中央駅と直結している。

鹿児島「キラメキテラス」の外観。地上19階の「シェラトン鹿児島」がひときわ目立つ。
鹿児島「キラメキテラス」の外観。地上19階の「シェラトン鹿児島」がひときわ目立つ。

再開発が進むのは、集積型の再開発による集客や都心居住の促進を図る鹿児島中央駅だけではない。高麗町の25,000㎡という広さの鹿児島市交通局跡地に、2023年5月16日に全館開業したのが「キラメキテラス」だ。

ヘルスケア施設、総合病院、分譲マンション、そして特徴的なのが、鹿児島初の外資系シティホテルとして「シェラトン鹿児島」が進出したこと。

シェラトン鹿児島へは、鹿児島中央駅すぐ空港バスも発着するターミナルから無料送迎バスもあって約10分。
シェラトン鹿児島へは、鹿児島中央駅すぐ空港バスも発着するターミナルから無料送迎バスもあって約10分。

コロナ禍後に増大するビジネスとレジャーの両面にも対応できる228室という規模。鹿児島中央駅に近いので、霧島・指宿など鹿児島県内の観光地への足回りもよく、桜島へは鹿児島港からフェリーで約15分。また屋久島・奄美大島など離島に出かける拠点としても便利だ。

ホテル内に露天風呂やサウナを備えた温泉大浴場があるのは嬉しい。くつろげる足湯スペースも。
ホテル内に露天風呂やサウナを備えた温泉大浴場があるのは嬉しい。くつろげる足湯スペースも。
レストランのディナーブッフェには、鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶが登場。
レストランのディナーブッフェには、鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶが登場。
ゆとりを感じる客室。こちらは桜島ルーム 1キングという名前で、窓から雄大な桜島を望むことも。
ゆとりを感じる客室。こちらは桜島ルーム 1キングという名前で、窓から雄大な桜島を望むことも。

地下1100mから汲み上げた温泉大浴場に、鹿児島の食材を活かした食事が楽しめるレストランやバーが5つ、会議やイベント用の1スペースは12あって、トータルで1,426㎡、結婚式などにも使える大宴会場は160人規模である。客室は、広さ35㎡以上で、”桜島”という名がつく客室からは、桜島の景観を望むことができる。

吹き抜けのロビーは階段上に座席が設けられ、壁面をグリーンが飾る。
吹き抜けのロビーは階段上に座席が設けられ、壁面をグリーンが飾る。

最上階のレストランからも目の前に迫るような桜島が望めることも。
最上階のレストランからも目の前に迫るような桜島が望めることも。

館内には、大島紬や薩摩切子、陶芸などが飾られ、モダンなインテリアの中で鹿児島の伝統工芸が生きている。ロビーラウンジにはグリーンウォール、バーにはハーブやカクテルに使う野菜を育てる温室のようなスペースがあって、鹿児島の自然も感じさせる。

インバウンドにも名前が浸透しているシェラトンのブランド。コンディションよく全貌を現したときにホテルから見る桜島は、鹿児島の勢いとワーを国内外にアピールできそうだ。

執筆:小野アムスデン道子(おのあむすでんみちこ)

小野アムスデン道子

■ 主な経歴

元リクルート週刊住宅情報関西版編集長。
月刊ハウジング編集長を経て、メディアファクトリーにて、世界的なガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集に携わったことから観光ジャーナリストに。
東京とオレゴン州ポートランドのデュアルライフと世界中を巡る取材で旅を基軸にしたライフスタイルについて執筆。国内外で物件運用中。
Own media【W LIFE】で40代からの豊かな暮らし方を発信。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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