2015年4月に健美家で新規登録された全国の投資用不動産3種別(区分マンション、一棟アパート、一棟マンション)の物件数、物件価格、表面利回りの集計が公表された。
前月まではどの物件も増えていたが、今回は区分マンション、一棟マンションがそれぞれ418件、112件減少し、一棟アパートのみが35件増加という結果になった。
ただし、価格は一棟マンションが1億5,198万円で前月と横並びだったものの、区分マンション、一棟アパートはいずれも値上がり。特に一棟アパートの価格は前月比でプラス1.7%の5,681万円となっており、これは前年同月比で見るとプラス17.6%も値上げしたことになる。区分マンションも前月比6.4%アップの1,442万円と大幅アップしている。
この結果、一棟アパートの表面利回りは前月調査時の9.64%から9.56%に下落している。一方、区分マンション、一棟マンションはやや持ち直し、区分マンションは8.63%から8.93%に、一棟マンションは8.54%から8.7%になっている。
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健美家編集部(協力・中川寛子)