コロナショックが日に日に深刻さを増してますね。今回は、コロナショックが、これから不動産マーケットに、どのように影響していくか、そして、いつ買い時が来るか予想してみます。
■ コロナショックによる世界の経済損失は、リーマンショックを超える
アメリカのサブプライム問題に端を発するリーマンショックは、発生原因が金融業界でした。そして当時、日本の銀行はバブル崩壊のトラウマから立ち直っておらず、当時新興不動産開発業者( カタカナデベ )に資金を出していたのは、主に外資系金融機関やファンドでした。
本国での住宅バブルの崩壊により外資系金融機関が日本から撤退し、平成20年3月期には好調な業績を上げていたカタカナデベ各社が資金調達できなくなり、次々と資金繰りが破綻し、翌期に黒字倒産していきました。
下記の表は国土交通省平成30年地価公示の資料です。字が細かくて見にくいかもしれませんが、下の年代は一番左が昭和62年、一番右が平成30年です。グラフの線は一番上の緑が東京23区で、次のオレンジが大阪市です。

表から読み解けば、平成3年頃にバブルが崩壊し、その後、東京にはプチバブルが到来。平成20年のリーマンショックに...
■ コロナショックによる世界の経済損失は、リーマンショックを超える
アメリカのサブプライム問題に端を発するリーマンショックは、発生原因が金融業界でした。そして当時、日本の銀行はバブル崩壊のトラウマから立ち直っておらず、当時新興不動産開発業者( カタカナデベ )に資金を出していたのは、主に外資系金融機関やファンドでした。
本国での住宅バブルの崩壊により外資系金融機関が日本から撤退し、平成20年3月期には好調な業績を上げていたカタカナデベ各社が資金調達できなくなり、次々と資金繰りが破綻し、翌期に黒字倒産していきました。
下記の表は国土交通省平成30年地価公示の資料です。字が細かくて見にくいかもしれませんが、下の年代は一番左が昭和62年、一番右が平成30年です。グラフの線は一番上の緑が東京23区で、次のオレンジが大阪市です。

表から読み解けば、平成3年頃にバブルが崩壊し、その後、東京にはプチバブルが到来。平成20年のリーマンショックに...
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