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安く物件を購入できる任意売却のメリットとデメリット、リスクと注意点

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第128話 著者のプロフィールを見る

2021/4/12 掲載

前回の続きです。
今回は、任意売却物件のメリットとデメリット、そして注意点等々について話します。

■ 任意売却のメリット

メリットとしては、通常の売買より安く買える可能性が高いことにつきます。なぜ、通常より安く買えるかというと、売主が売り急いでいることに加えて、買主にもリスクや制約があるためです。

売り急ぐ理由は、既にローンの返済が滞っていたり、税金の滞納が始まっている場合が多いので、時間が経つと債権者から競売に掛けられたり、税務当局から差押えを受けるからです。

■ 任意売却のデメリットとリスク

任意売却物件の売主は、金銭的・精神的に余裕がありません。そこで、買主にとって次のようなデメリットやリスク・制約があります。

1)契約不適合責任( 改正前民法では瑕疵担保 )が免責される

一番のリスクは瑕疵担保が免責されていることでしょう。改正民法では、契約不適合責任の存続期間は、買主が契約不適合を知った時から1年以内に契約不適合の事実を売主に通知すれば権利が保全されます。

契約不適合の具体例としては、雨漏りや白蟻による被害などがあげられます。リフォームや修繕に想定外の費用が掛かることもあります。

契約不適合責任の...

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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