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日銀植田新総裁体制で借入金利と不動産相場はどうなる?

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第151話 著者のプロフィールを見る

2023/3/13 掲載

政府は、黒田日銀総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を指名しました。そして、2月24日に衆議院で、27日に参議院で所信聴取と質疑がありました。その後の野党の反応をみていても、日銀新総裁に就任するのは、間違いないでしょう。

今回は、植田氏の過去の発言と衆参両議院での所信表明の内容から、今後の金利動向や不動産相場に与える影響を予測したいと思います。

■ 短期金利への考え方

植田氏は1998年4月から2005年4月までの7年間、日銀審議委員を務めました。日銀は1999年2月にゼロ金利政策の導入を決定しました。その後2000年8月にゼロ金利政策の解除を決定しましたが、植田氏はこの時、反対票を投じました。

その時の金融政策決定会合議事要旨で植田氏は「 一定の前提に基づき試算した適正な金利水準が漸くゼロ近傍に達したという状況であり、これがもう少しはっきりとプラスになるまで待ちたい。足許のインフレ動向から判断して、"待つこと"のコストは大きくない 」といったことを理由に挙げて、ゼロ金利政策の継続を主張しました。

先月の所信表明でも「 わが国の経済や物価情勢の現状や先行きの見通しに基づけば、現在、日...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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