どもども。
みなさま、こんにちは。
ソーリムウーハーです!
年が明けて、しばらく経ちました。
皆様はもう、今年の目標は決まりましたか?
ボクは2年前から目標にしている「体脂肪率12%」がなかなか達成できず
今年も継続の目標としています。
ところで、そろそろ皆様のお手元にも「アレ」が届いたんじゃないでしょうか?
お歳暮じゃないですよ?
年賀状でもないですよ?
そう、税務署から届く「確定申告書」です。
あの封筒が届くたび、いやな気分になる人がほとんどだと思います。
わかってますよ。
税金を納めるのが嫌なんじゃなくて、「面倒だから」イヤなんですよね?
そんな時は、税理士さんに数十万円払ってポイッと渡してしまえばラクですね。
精神的な負担がそれで無くなるなら、安いものだと思います。
でもボクは、DIY大家です。
自分自身でやるのは、リフォームだけじゃないんです。
確定申告もDIY!
さらに、禁断の「法人決算」までDIYしちゃいます!!
良い子は、マネしちゃいけない(?)
でもマネすると、きっと良いことがある!
本日のテーマは
「確定申告・法人決算をDIYしてみよう!」です。
税知識のない普通のサラリーマンが、どうやってDIY決算をできるようになったのか?
いつものごとく、詳しく手順を解説します!
■税金アレルギーをなくすには?
「税金」って言葉を聞くだけで、腕にブツブツが出て、呼吸が困難になる。
そんな税金アレルギーがあるなら、まず治療が必要です。
これを治すのは、じつはカンタンです。
税理士が配信してる、YouTube動画を観る(聴く)のです。
ボクもかなり重症のアレルギーだったのですが、1ヶ月ずーっと税理士動画を聴き続けて改善できました。
もちろん最初のうちは専門用語ばかりで、何を言ってるのかサッパリです。
それでもBGMとして、ひたすら流し聴きします。
するとだんだん慣れてきて、そのうち用語が解るようになります。
1ヶ月経つころには、内容も理解できるようになって、それどころか
「ちょっと確定申告やってみたいな・・・」
って気分になってきます。
ここまでくれば、税金アレルギーは完治です!
YouTubeで「確定申告」と検索すれば、税理士動画が無限に出てきます。
ただそれを聴き流すだけ。
カンタンでしょ?
ちなみにYouTubeプレミアム(有料)を使うと、バックグラウンド連続再生で聴き流せるのでオススメです。
■複式簿記のキホンを覚えよう
確定申告でも法人決算でも「仕訳」という、取引内容と金額を記録する作業があります。
ここで必要になるのが「複式簿記」の知識です。
最低限「複式簿記」だけは覚えないと、DIYで決算をするのはキケンかもしれません。
かといって、簿記検定で資格を取るほど勉強しなくても大丈夫です。
じつは初心者が「複式簿記」をおぼえるのに最適な本があるので、ここで紹介しておきますね。
よくリフォームを手伝ってくれるWEBデザイナーの友人、HAYA氏から教えてもらった本なのですが、これがメッチャ解りやすいです。
不動産賃貸業の仕訳でつかう複式簿記であれば、この本の知識だけで何とかなると思います。
■会計ソフトを使おう
会計ソフトは正確に仕訳を入力するだけで、「決算書」や「確定申告書」を自動で作ってくれます。
さらに公式ページに掲載されたマニュアルには「納税までの手順」も書かれていて、その通りに進めれば決算ができちゃいます。
「会計ソフト」は、リフォームでいえば「電動工具」のようなものです。
作業を圧倒的に効率化して、ラクにしてくれます。
多少のお金はかかりますが、絶対に使った方が良いです(というか、使わないとムリです)。
ちなみにボクが使ってる会計ソフトは
【個人】確定申告
・MF(マネーフォワード)クラウド パーソナルプラン 年額15,360円
【法人】決算・法人税納付
・会計・決算書:MFクラウド スモールビジネスプラン 年額35,760円
・法人税申告書:全力法人税 年額11,000円(初年度21,582円)
です。
もうひとつ「free」というソフトが有名ですが、導入当時にMacと相性が良かったのでボクは「MFクラウド」の方を使っています(いまはfreeもMacに対応しているようなので、初めて使う人はどちらでも良いかも)。
ちなみに、税理士のみなさまも「会計ソフト」を使ってます。
DIY決算をすると解るのですが、彼らは「仕訳」をソフトに入力して、自動計算された納税額をクライアントに伝えてるだけです。
たったそれだけの作業に高額な税理士報酬を払うのって、ちょっとモッタイナイですよね。
■プリンタはボトルインクタイプがオススメ
ここで必要なOA機器も、解説しておきます。
①パソコン
スマホでもできますが、パソコンがあったほうが早く作業できます。
決算以外でも使えるので、不動産賃貸業をやるならあった方が良いです。
ちなみに、ボクが使ってるのは12インチ画面のMacBook、2017年モデルです。
②プリンター
ペーパーレス化は進んでいるものの、不動産賃貸業ではまだまだ紙を使います。
ちょっと前まで、メールが禁止されていて、決算書を紙でしかやりとりできない信金もありました。
決算書や確定申告書類を印刷するためにも、プリンターは用意した方がいいでしょう。
最近ボクが買ったのは、ボトルインクタイプ。
インクコストが通常の1/10程度のプリンターです。
決算書や事業計画書、マイソク等を印刷するインク代が、毎年数万円かかっていたので、かなり節約になっています。
ちなみにホチキスは厚綴じ仕様を用意しておくと、分厚い決算書もラクに綴じられます。
③スキャナー
DIY大家を何年もやってると、ホームセンターのレシートが大量に貯まります。
邪魔なので、スキャナーでデータ化することにしました。
今年導入したScanSnapは、連続で50枚のレシートを一気にデータ化することができます。
近い将来、OCR(光学文字認識)が進化して、レシートQRが普及すれば、スキャナーと組み合わせて、手打ち入力不要の完全自動決算も実現できるかもしれません。
まだスキャナーそのものは無くても確定申告はできますが、あると便利なツールです。
なんだか家電量販店の宣伝みたいになってきたので、このくらいにしておきますw
■決算DIYのメリット
確定申告のDIYができると、税額を調整できます。
経費をどの項目で申請するかで、税金を減らしたり、税金を多く納める代わりに資産を増やして、融資に強い決算書を作ったり。
解釈を変えて、勘定科目をちょっといじくるだけで、いまの投資戦略に有利な決算書が作れます。
税務署に目をつけられたくないので詳しくは言いませんが、あんなことやこんなこともやり放題です(違法じゃないですよ!)。
あと意外なメリットですが、自分で決めた「納税額」なので、ストレスなく気持ちよく納税することができます。
税理士から「税額は●●万円です」と言われると、「高いなぁ」と思いながら渋々払うことになっちゃいますよね。
たしかに税理士がいれば、わからないことも親切に教えてもらえて便利です。
でも現代では、インターネットがあります。
判らないことをGoogle検索で調べながら確定申告をすれば、毎年やるたびに税務の知識が増えていきます。
そして、その知識は一生使い続けることができます。
そう考えると決算もリフォームも、DIYする価値があるかもしれないですね。
また次回お会いしましょう。
ではでは。
「安全DIY宣言」のマークは、危険を回避しながらでも本格的なDIYリフォームをすることができることを多くの人に知っていただきたくて作成しました。
権利のない自作の完全フリー素材です。
ご賛同いただける方は、ぜひご利用・拡散をお願いいたします。
安全DIY宣言
・危険な工具は使いません
・高所での作業はしません
・安全具なしで作業しません