• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

皆の知らない合同会社のデメリット。法人化で気をつけたいこと。

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第15話 著者のプロフィールを見る

2016/6/1 掲載

法人税率が引き下げられていることから、法人で不動産を購入したいという需要はますます高まっていると感じられます。

そして、その際に、合同会社を設立される方が増えて来ました。インターネットで、定款の雛形が入手できたり、安価な設立代行の利用によって、手軽にできたりすることが要因でしょう。

ただ、安易に設立してしまって本当によいのでしょうか?
合同会社について、知っておくべきポイントをまとめてみました。

1.合同会社のメリット

(1)設立費用

合同会社の特徴は、設立費用が安いということです。
合同会社の設立登記の登録免許税は、「 資本金の額×0.7%( 最低6万円 ) 」です。

定款の認証は必要ありませんが、定款に印紙4万円を貼る必要があります。電子定款認証であれば、印紙は不要になります。しかし、電子定款認証の設備導入に費用がかかったりするため、手数料を支払って行政書士や司法書士が定款の電子署名を依頼するのが一般的です。

つまり、設立の段階では、最低6万円程度でできてしまうということです。

株式会社の設立の登録免許税は、「 資本金の額×0.7%( 最低15万円 ) 」で、かつ、定款認証が必要で、約52,000円か...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

閉じる

ページの
トップへ