平成も残りわずかです。年が明けると、確定申告の時期になります。
確定申告は、1月から12月末までの期間の収入と経費で計算することになります。節税するなら年内にしなければなりません。年明けでは間に合わないことになります。
では、年末までにどんな対策ができるのでしょうか? 確認すること、やるべきことの手順を紹介します。
■ 1、今年の所得は例年より高くなるのか?
まずは、今年の所得をざっくりと計算してみることです。細かい数字にこだわらず、万円、百万円単位で構いませんので、今年の家賃収入から年間の経費を引いてみてください。
そこで、今年の収入や経費は、昨年と比べて多くなったのか、少なくなったのかを確認しましょう。
・昨年は空室が多かったが、今年はほぼ満室だった
・昨年はリフォーム費用がかなりかかったが、今年はあまりかからなかった
・昨年は物件を購入して、登録免許税・不動産取得税で多額に出費したが、今年は物件購入していない
上記のような場合、大きく所得が上がる可能性があります。
■ 2、所得控除額の確認
2018年度から配偶者控除について、合計所得金額1,000万円を超える場合には、適用できなくなっています。合計所...
確定申告は、1月から12月末までの期間の収入と経費で計算することになります。節税するなら年内にしなければなりません。年明けでは間に合わないことになります。
では、年末までにどんな対策ができるのでしょうか? 確認すること、やるべきことの手順を紹介します。
■ 1、今年の所得は例年より高くなるのか?
まずは、今年の所得をざっくりと計算してみることです。細かい数字にこだわらず、万円、百万円単位で構いませんので、今年の家賃収入から年間の経費を引いてみてください。
そこで、今年の収入や経費は、昨年と比べて多くなったのか、少なくなったのかを確認しましょう。
・昨年は空室が多かったが、今年はほぼ満室だった
・昨年はリフォーム費用がかなりかかったが、今年はあまりかからなかった
・昨年は物件を購入して、登録免許税・不動産取得税で多額に出費したが、今年は物件購入していない
上記のような場合、大きく所得が上がる可能性があります。
■ 2、所得控除額の確認
2018年度から配偶者控除について、合計所得金額1,000万円を超える場合には、適用できなくなっています。合計所...
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