「ららぽーと」と「MOP」の複合施設は
三井不動産として初の試み
三井不動産株式会社は2022年9月下旬、大阪府門真市松生町で推進している「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」と「三井アウトレットパーク 大阪門真」(以下、MOP大阪門真)について、2023年4月に開業することを発表した。
「ららぽーと」と「MOP」の2業態複合型の大型商業施設は、三井不動産として初めての試み。地域住民はもちろん、近畿圏の客や観光客も含めた幅広いニーズに対し、全く新しいショッピング体験や、ここでしか味わえない感動体験を提供するという。
計画地は、京阪電鉄および大阪モノレール「門真市」駅から徒歩10分ほど南下した場所。
すぐ側には近畿自動車道の門真インターチェンジがあり、堺市や池田市を結ぶ大阪中央環状線や国道163号線といった主要幹線道路も通っているため、車でのアクセスも非常に便利な好立地だ。
さらに、2029年には大阪モノレールの新駅である「(仮称)松生町駅」も開業予定とあって、アクセス面もより便利になる。
あると便利なお店からブランドショップまで、
複合施設には計約250店舗が勢ぞろい!
この施設の店舗数は、計約250店舗で構成(「ららぽーと門真」が約150店舗、「MOP大阪門真」が約100店舗)。地域住民の利便性アップにつながる店舗から、ブランドショッピングといった非日常的な買い物体験が身近に楽しめる店舗まで、魅力的かつバラエティに富んだラインナップとなっている。
当施設の1階には、フロアの約半分を占める食の一大ゾーンが誕生し、スーパーマーケット、市場、食物販、レストラン、ファストフード、カフェが集積。
大阪市中央区日本橋にある「黒門市場」の店舗が出店する市場には、にぎわいに溢れる黒門市場ならではの雰囲気を味わいながら買い物や食事が楽しめる。
また、3階にはバラエティ豊かなフードコートも誕生し、客のニーズに合わせた幅広いシーンで利用できる。
そのほか、日本再上陸第1号店となる米国発ファッションカジュアルブランド「FOREVER21」や、9スクリーン・約1,400席を備えた「TOHOシネマズ」など幅広い店舗が出店する。
そんな約250店舗の中から今回、227店舗が先行発表。先行発表以外の店舗および各店舗の詳細については、2023年2月頃の発表予定となっている。
コストコ開業や新駅計画を含め、
門真は府内有数のショッピングエリアに
この大型複合施設に隣接する形で、アメリカ発の会員制大型スーパー「コストコ」も2023年夏を目途に開業予定となっている門真市松生町。
以前の門真市は、大阪府内に2箇所しかない自動車の運転免許試験場があることを除けば、これといった観光スポットや名所が見当たらず、わざわざ足を運ぶには至らなかった街だった。
しかし、「ららぽーと門真」と「MOP大阪門真」のオープンをはじめ、「コストコ」の開業、大阪モノレールの新駅計画と、府内有数のショッピングエリアとして生まれ変わりつつある。今、大阪で最も注目すべきエリアの一つと言っても過言ではなく、地価の急上昇も大いに期待できるだろう。
健美家編集部
健美家編集部(協力:
(おしょうだにしげはる))