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日比谷線虎ノ門ヒルズ駅開業で虎ノ門~新橋間が変わる?2023年まで断続的に工事

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2020/06/15 配信

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開業前に披露された新駅構内(写真提供/東京メトロ)

2016年2月の工事開始から4年。2020年6月6日に開業した虎ノ門ヒルズ駅。東京メトロ全線では180番目、日比谷線では全線開業以来56年ぶり、22番目の駅で、東京メトロ全線で見ても新駅開業は副都心線開業の2008年6月以来12年ぶり、既存路線での新駅開業は東西線妙典駅開業の2000年1月以来20年ぶりという。

工事が続く地下二階部分
工事が続く地下二階部分(写真提供/東京メトロ)

開業時点では地下1階にホーム、改札が配置されるものの、開業後も地下2階では工事が進められ、2023年には地下2階に改札を再配置して再開発ビルと接続する計画になっている。

虎ノ門ヒルズを中心に様々な交通が交差する
虎ノ門ヒルズを中心に様々な交通が交差する

この計画、また、今後の予定などからも分かるように虎ノ門ヒルズ駅は虎ノ門界隈で進んでいる再開発を後押しするための駅。2023年に接続する再開発ビルは仮称虎ノ門ヒルズステーションタワーで現在はまだ姿もない。

一方、すでに虎ノ門ヒルズに隣接、4月に開業した虎ノ門ヒルズビジネスタワー内のバスターミナルとは地下通路で駅から直結となる。

虎ノ門から臨海エリアへの交通網の計画
虎ノ門から臨海エリアへの交通網の計画

このバスターミナルからは空港行のリムジンバスに加え、臨海エリアへのBRTも利用できる予定になっており、国内、海外、臨海エリアへのアクセス拠点となる。

もうひとつ、虎ノ門ヒルズ駅から銀座線虎ノ門駅へも地下通路が作られ、繋がる。370mほどの距離というから、歩いて5分ほど。一帯が地下通路で繋がる形だ。

地下通路だけでなく、虎ノ門ヒルズとビジネスタワー、2023年竣工予定のステーションタワー、現在ほぼ完成が見えてきているレジデンシャルタワーへも空中通路が繋がるので、非常に回遊性の高い一画になるわけである。

港区にの開発計画の図。森ビルのサイトから
港区の開発計画の位置関係。

港区内では赤坂、六本木そして虎ノ門と上記の図のように大型の再開発が続いてきており、現在も進行しているが、他の地域と比べて虎ノ門エリアは今後もまだまだ変わる余地が大きい。元々、霞が関に近く、古くから開発されてきた地域だけにビルや店舗等古いものが多く、それが魅力ではあるが、一方で低利用、未利用ということも。それが少しずつ変わり始めているのである。

写真右手中央の三角の頂きのある建物が虎ノ門ヒルズ。左手がレジデンシャルタワー、右がビジネスタワー。そこから手前、新橋寄りの建物が明らかにその背後に比べて低いことがお分かりいただけるだろうか
写真右手中央の三角の頂きのある建物が虎ノ門ヒルズ。左手がレジデンシャルタワー、右がビジネスタワー。そこから手前、新橋寄りの建物が明らかにその背後に比べて低いことがお分かりいただけるだろうか

虎ノ門ヒルズ誕生前後から何度となくこのエリアを歩いているのだが、新虎通り沿いはもちろん、そこから新橋方面へ向かうエリアには古い、低層の建物も多く残されており、少しずつ建替え、更地化、駐車場化が進展していることが分かる。

単身者向けのコンパクトなマンションが多く建てられている
単身者向けのコンパクトなマンションが多く建てられている

今回も新たな分譲マンションの登場、複数個所での工事の進展などが見られ、更地化した場所もいくつか。古い小規模なビルも多いため、まとまって大きく変わることはないだろうが、今後の変化が楽しみである。

古い、小規模、低層な建物もあちこちで見かける
古い、小規模、低層な建物もあちこちで見かける

また、虎ノ門から繋がる新橋駅周辺でも東口にある新橋駅前ビルの建替え計画が進み始めている。こちら側からも変わりそうである。

健美家編集部(協力:中川寛子)

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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