掲題の不動産投資初心者とは、スキル面でなく、財務面でアーリーステージの方のことです。
私が不動産投資を始めて物件を積極的に買い進めていたのは、15年前から10年前ぐらいでした。バブル崩壊後から不動産の価格が回復期になった頃で、東京都区内でも一棟物築浅RCマンションが表面利回り10%以上で売りに出されていました。
一旦取得すれば、利益も純資産もキャッシュも早々に積みあがっていきました。そして積みあがったキャッシュと向上した財務内容を基に受けた融資により、新たに物件を次々に取得していくことができました。
それが、今や同じスペックの物件が表面利回り5%を切る価格で売りに出されています。地方・郊外でも10年前頃に比べて利回りが半減しているエリアが多く見受けられます。今の利回り水準では、物件を取得して、早期に利益やキャッシュポジションを積み上げることは困難です。
では、どうすれば良いのか?
新築にしても、中古にしても、コンスタントに資産の組み換えをしていくことです。
新築は、自ら土地から吟味し、建築士・工務店等と打ち合わせし、その土地に合った間取りやコンセプトを考え、新築された物件
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