• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

大家が「業務上過失致死傷」に問われるとき。土砂崩れ・築古木造物件・ブロック塀のリスク

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第155話 著者のプロフィールを見る

2023/7/6 掲載

■ 分譲マンションの土砂崩れ被害で、管理会社の担当者が書類送検

各種報道によると 2020年2月に神奈川県逗子市で分譲マンション敷地の斜面が崩れ、直下の市道を歩いていた女子高生が土砂に巻き込まれて死亡した事故で、神奈川県警は必要な安全措置を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、マンション管理会社の担当者だった社員を先月、書類送検しました。

この事件については、第121話「その不動産は買ってはいけない。擁壁のリスクを知っていますか?」の最後のほうで一例として取り上げました。

この事故では、遺族がマンション管理会社の代表を業務上過失致死の疑いで、マンションの区分所有者の住民を過失致死の疑いで県警逗子署に刑事告訴し、いずれも受理されていました。

それに対し、書類送検されたのはマンション管理会社の担当者でした。その背景ですが、崩落前日にマンションの管理人が斜面上部で亀裂を発見し、管理会社の担当者に写真とともに報告していたことがあります。

書類送検の容疑は、斜面に亀裂が生じているのを前日に把握していたのに、業務上必要な安全措置を取らず、事故を引き起こした疑い、とのこと。

管理会社の担当者は、当日に県横須賀土...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

閉じる

ページの
トップへ