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キレイだけど臭い部屋 ~ 見落としがちな空室の理由とその対策~

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第55話 著者のプロフィールを見る

2014/6/9 掲載

6月になり、急に暑くなりました。この時期は繁忙期を過ぎて内見者の数も減る傾向にあります。そこで気を付けなければならないのは、長期間空室になった部屋の環境維持です。

最近は、よくお客様と一緒に自社で管理していない物件を内見しに行く機会が増えました。そこで見かけるのが、次の写真のように「 水道を使わせないようにしている部屋 」です。



写真のような張紙は、洗面台以外にトイレやキッチンのシンクでもよく見かけます。確かに、綺麗にクリーニングしたキッチンのシンクなどは、鏡のように光が反射して見ていて気持ちが良いです。

水を流すと、水の跡が残り曇ってしまいますし、トイレも注意書きをしないと内見者が使って、汚れる場合もあるでしょう。せっかく内見の為に綺麗にしたのですから、水道の使用を禁止したい気持ちはよくわかります。

ただ、水を止めるなら、排水トラップの封水切れに気を付けねばなりません。排水トラップとは、下の図の例のように排水管に水が溜まるようにして、排水経路を水で塞ぐことにより、その先の配水管からの臭気や虫の浸入を防ぐ仕組みのことです。



暑くなってくると、この排水トラップ内の封水が蒸発しやすくなり、数週間でト...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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