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2016年の融資動向と不動産相場はどうなる?

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第85話 著者のプロフィールを見る

2016/1/19 掲載

今回は、今年の個人投資家向け融資動向と不動産相場について私見を述べます。

まず、昨年の不動産融資と相場に与えた主な要因を振り返ってみますと、私は「 インバウンド投資 」「 相続税対策 」「 金融緩和 」の3つであったと考えます。

■ 融資と相場に影響を与えた3つの要因

1、インバウンド投資

台湾・中国などの外国人投資家の日本の不動産に対する買い意欲は、一昨年に引き続き旺盛でした。

参照:第79話 外国人投資家が日本の不動産を買う理由は?
   第80話 海外不動産投資はまだ儲かるのか?


2、相続税対策

相続税増税のため、不動産投資による節税対策が多くとられました。

参照:第39話 融資が受けやすい不動産と節税効果の高い不動産

3、金融緩和

2013年4月からの日銀の量的・質的金融緩和政策が引き続き継続しました。また、金融庁が中小企業への融資審査基準を緩和しました。

参照:第57話 銀行の融資基準の緩和と不動産価格に与える影響

どの要因も一昨年からの流れのままであり、予測しやすかったといえます。金融機関の積極的な不動産融資姿勢に支えられた国内投資家と外国人投資家の意欲的な投資により、東京や地方の中核都市の不動産...

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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