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8%から10%へ消費税増税で大打撃! 大家さんにできる5つの対策

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第47話 著者のプロフィールを見る

2019/2/4 掲載

今年、税制で大きく変わるのは消費税。10月から、いよいよ消費税率8%から10%に変わる予定です。住宅の家賃には消費税がかかりません。では、消費税の増税は大家さんには関係ない?

いえいえ。大家さんこそ消費税に大きくかかわるのです。

1.大家さんの消費税増税の影響

受け取る家賃には消費税がかかっていなくても、支払う管理手数料、リフォーム費用、振込手数料にも消費税はかかっているのです。
大家さんの場合と一般事業者の場合で比較してみると・・・



大家さんの場合、消費税増税前と増税後で利益( 所得 )が減っています。これは、家賃収入は非課税で変わらないにもかかわらず、修繕費などの経費に係る消費税が増税になったことによるものです。

一般事業者は違います。消費税増税前も後も利益( 所得 )は変わらないのです。なぜならば、消費税は消費者が払うものだから。影響を受けるのは消費者です。もちろん消費税を売上に転嫁されることが大前提にはなりますが。

住宅用の家賃が非課税であるがゆえに、大家さんが増税の影響を受けてしまうのです。消費税を売上に転嫁する機会を与えられていないのです。

本来であれば、消費税増税を機に、家賃収入を値上げ...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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